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お笑い芸人



今は「詩のボクシング」で自作朗読の審査員を務めているが、以前は映像作品の善し悪しを決めるコンペに審査員としてよく招かれていた。

そういった中でわたしがお笑い芸人と初めて一緒に仕事をしたのは、1989年に映画監督の石井聰亙さんたちと一緒に審査した東放学園主催の映像作品コンぺ会場で司会を担当していた「爆笑問題」とだった。

「爆笑問題」が売れ始めたばかりだったので(初々しい感じだったので)、その司会振りをよく覚えている。

太田、田中コンビとマネージャーの女性が、控室では「よろしくお願いします」と謙虚に頭をよく下げていた。もちろん、その謙虚さは出る杭になろうとする者には必要とされる姿勢だ。その女性が太田光と結婚していたことは後でわかった。

1988年のデビューから20年が経った「爆笑問題」だが、彼らの活躍ぶりをテレビで見ながら、デビュー当時の2人が作り出していた空気感が少しも変わっていないことに感心する。

また、北陽やアンタッチャブルと静岡放送制作の番組内で「詩のボクシング」を行うというので出演して彼らの自作朗読の指導をやったこともある。近くでは、大阪毎日放送の「ジャイケルマクソン」という番組で、お笑い芸人たちの詩の朗読の善し悪しを判定した。

ジャイケルマクソンは、陣内智則とほしのあきが司会している番組で、中川家、フットボールアワーがレギュラー出演している。

チュートリアル、笑い飯、アンジャッシュ、スピードワゴンの詩の自作朗読を聴かせてもらった。

お笑い芸人たちとの仕事は、彼らが場を盛り上げることに専念しているのでわたしにとっては非常にやりやすい。自作朗読の判定にしても、聴き手にどうすれば届くのか、あるいは楽しんでもらえるのかを考えながらやっているのでこれまた非常にやりやすい。

これが文学というものを悪い意味で楯あるいは隠れ蓑にしての表現だと、その指導も判定も難しくなる。なぜなら、そのほとんどが自意識が強く出た自己満足な表現になりかねないから。つまり、自意識が強く出た自己満足な表現が、最も忌み嫌うのは他者による評価だからだ。


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by videoartist | 2009-02-15 08:30