神奈川大会参加選手のひとりより
2009年 06月 16日
大会(予選会、本大会)を通して参加選手から感謝の気持ちを伝えてきてもらえるのは稀である。
だが、自分のまたは他の人のブログなどにはいろいろ書いたりする余力はあるようだ。中には、わが身を振り返らずクレームをつけることに懸命な人もいる。
場を作ってくれていることよりも自分が出てやっているという気持ちの方が優位なのだろうか、あきれるばかりだ。
そんな中、先日の神奈川大会に初参加した選手から大会事務局にメールが届いたので紹介したい。
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当然のことながら、どの選手も予選会とは比べものにならないほどレベルを上げてきていて、
焦りと緊張と言葉への集中で、終わった後は、文字通り燃え尽きた感じでした。
(そのため、しばらく返信できませんでした。悪しからず、です)
でも、時間がたって感じるのは、「悔しさ」です。
無論、あらゆる意味での自分の未熟さに対する悔しさです。
吉川詩歩さんとは、ぜひ対戦してみたかったなぁ。
今のままの自分では絶対に勝てないことは、火を見るよりも明らかですが。
同日夜、NHK-BSの「ねじめ正一vs.谷川俊太郎」を見て、
改めて「詩のボクシング」の面白さと深さを実感しました。
自分がリングに立ってみると、視界がまったく違ってくるものですね。
自分に成長を認められたら、
東京大会に挑戦するかもしれませんが、
どうかな、46歳が短期間でそんなに成長するかしら。
代表およびジャッジの皆さまはもちろん、
愛らしい司会者さんとたくましいレフェリーさん、
タイムキーパーさんやゴング担当さんをはじめ
大会を陰で支えてくださった皆さんに、
心からお礼を申し上げます。
とても楽しく、貴重な時間でした。
ありがとうございました。
神奈川大会 参加選手のひとり