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第8回兵庫大会チャンピオン誕生!


第8回「詩のボクシング」兵庫大会本大会が6月27日に開催され8代目チャンピオンが誕生した。

沖拓也(おき・たくや)選手。

沖選手は、高校生の時に初参加して以来2回目の参加でチャンピオンになり全国大会出場も決めた。

今回の兵庫大会も楽しい大会になった。初参加の高校生3人が、全員ベスト4に残った。ベスト4に高校生が3人も勝ち上がったということは過去の大会ではなかった。予選会から本大会までの間に自分を表現することにしっかり向かい合ったのだろう。予選会でのアドバイスをよく聞き入れてもいた。その成果が出ていた。高校生の自己表現への柔軟性がもたらす成長は驚くほど速い。

大会後、沖くんと予選会から言葉の力を感じた溝口うららさんの2人の朗読をビデオで撮影した。


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「全国大会に向けて」

沖拓也


18歳、高校生の時に初めて参加させていただき、あれから6年。
年齢も、環境も、考え方も、大きく変化していった。
それでもまたこうして「詩のボクシング」に参加したのはなぜだろうと考える。

まず一つに、詩のボクシング兵庫大会を運営してくださっているスタッフさんの温かさ。
本大会では、遅刻をしてしまった僕を咎めるどころか、心配までしていただいた。
この場をお借りして、本当にすみませんでした!

もう一つに、高校生、社会人、年齢性別を超えて、詩という自由なカテゴリーのなかでのノージャンルな戦い。
一人の言葉を他者に伝えるための言葉の戦い。創作という自分への挑戦。

夜の公園で歩きながら言葉を吐き出す。
生きている。生きているんだこんなにも!!!

終わった後は息が上がる。「これはスポーツやな。」
「詩のボクシング」 本当に深いネーミングだなぁと実感した瞬間でした。

このように、表現したいこと、悩み、発見、共感。さまざまな思いを言葉で表す場を開いてくださっている
楠かつのりさん、大会運営のスタッフさん、関係者の方々に感謝です。
そして、あの場を皆で創ったボクサーの皆さん、本当にほんとうにありがとうございます!!!


ひとりで勇気をだして応募したあの日から、たくさんの出会いがあり、言葉があった。
そこから言葉がまた生まれた。その言葉が今を豊かにし、明日を照らしてくれる。

相手の姿を見て、相手の発する言葉を聞いて、人間てすばらしいな。と感じました。

全国大会では皆さんにいただいた言葉をパワーに変えて、頑張ります!

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個性豊かに
戦い展開

2009.6.28朝日新聞

ボクシングのリングに見立てた舞台で自作の詩を朗読し、観客へのアピール度を競う第8回「詩のボクシング」兵庫大会が27日、姫路市山野井町の姫路文学館であった。予選を勝ち抜いた16人がトーナメント形式で対戦し、明石市の会社員沖拓也さん(24)が優勝した。11月21日に東京である全国大会に出場する。

出場したのは、姫路、神戸、明石市などの15~82歳。日本朗読ボクシング協会代表の楠かつのりさんら7人が多数決で勝者を決め、ベスト4には、沖さんのほか、初出場の高校生3人が勝ち進んだ。

出場者は、感情をたっぷりこめて朗読したり、ラップ調だったり、ファンタジーの世界に聴衆を引き込んだりと、個性あふれる戦いだった。

優勝した沖さんは高校時代以来の2回目の出場。決勝では沖縄出身の祖母から聞いた「うんどさいどやー(かわいそうの意味)」という言葉を通して農民と豊かな国の対比を表現した。

「仕事ばかりの毎日で、自分を変えたいと思って久しぶりに挑戦した。優勝するとは思わなかったので素直にうれしい」と喜んだ。

準優勝の姫路市大津区平松の高校生戸田彩音さん(15)は「『声がいい』と勧められて出場したが、詩はあまり書いたことがなかった。自分でも驚いている」と話した。



「詩のボクシング」兵庫大会
24歳の沖さん初優勝

2009.6.28読売新聞

自作の詩をジェスチャー(などの身体表現)を交えて披露し、できばえ(その表現力)を競う「詩のボクシング」兵庫大会の本大会が27日、姫路市山野井町の姫路文学館であり、明石市の会社員沖拓也さん(24)が初優勝した。沖さんは、11月21日、東京で開催される全国大会に出場する。

7日の予選を勝ち上がった15~82歳の16人がトーナメント形式で対戦し、リングに見立てたステージ上で個性あふれる作品を繰り出した。音声詩人の楠かつのりさんら7人が審査、約120人の観客をどれだけ魅了したかを判定した。

優勝した沖さんは昨年、亡くなった沖縄の祖母の口癖だった「かわいそう」を意味する方言を織り交ぜ、大国に翻弄される庶民の暮らしをうたった詩で頂点に立った。

「意味がわかった人は少なかったかもしれませんが、ばあちゃんの思いは伝わったんだと思います」と笑顔を見せていた。



リング上で言葉の応酬 「詩のボクシング」兵庫大会

2009.6.28神戸新聞 

リングの上で「言葉のパンチ」の強さを競った出場者ら=姫路文学館

リングに見立てた舞台で自作詩を朗読し、聴衆の心に届くかを競う第8回「詩のボクシング」兵庫大会が27日、姫路市山野井町の姫路文学館であった。予選を勝ち抜いた15~82歳の16人が、家族愛や風刺や社会批評など力のこもった「言葉のパンチ」を繰り出し、明石市和坂1の会社員沖拓也さん(24)が初優勝。11月に東京である全国大会出場を決めた。

日本朗読ボクシング協会が2001年に初めて全国大会を開き、翌年から兵庫大会もスタート。今年も学生や会社員、教師、主婦など幅広い男女が出場し、トーナメント形式で対戦した。

家族のふれあいを「べらんめえ調」で表現した主婦やラップ調で社会への憤りを語る若者も。老母との思い出や青春の悩みをとつとつと詠む人もおり、多彩な詩の世界に会場は引き込まれた。

決勝で沖さんは鹿児島・沖永良部島の亡き祖母にささげた奄美方言交じりの詩を披露して勝利。最年少の明石西高校1年、戸田彩音さん(15)=姫路市大津区=も初出場ながら準優勝と健闘した。


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 ※チャンピオンになった沖島あぐん(沖拓也)選手。
by videoartist | 2009-06-28 16:00 | 「詩のボクシング」