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第9回全国大会チャンピオンと初代団体戦・全国大会チャンピオン誕生!


リングは既成概念の外にあり、その中に朗読ボクサーたちが一本一本の名もない声の花を咲かせる。わたしは既成概念の中で萎れている花が、リングの中では息を吹き返す美しい瞬間を何度も見てきた。


第9回「詩のボクシング」全国大会チャンピオンは、山口大会代表のさのまきこ選手。
 準チャンピオンは、神奈川大会代表の吉川詩歩選手。

決勝戦の両選手への即興の「お題」は、それぞれに島田雅彦さんが出した。


宮崎在住さのさんが優勝 「詩のボクシング」全国大会
2009.11.21 共同ニュース 共同通信社

 ボクシングのリングを模した舞台で、対戦者の2人が自作詩を交互に朗読して勝敗を競う「詩のボクシング」の第9回全国大会が21日、東京渋谷区のスペース・ゼロで開かれ、山口大会代表で即興舞踊手さのまきこ(本名佐野真紀子)さん(53)=宮崎県日南市在住=が優勝した。

 今回は、「詩のボクシング」が一般参加となって10年目を迎えたのを記念し、全国大会歴代チャンピオンや出場経験者らが3人1組となり都道県・地域別8チームによる団体戦の全国大会「声と言葉のボクシング」も初開催、東京チームが優勝した。

 「詩のボクシング」は、17都道県で開かれた地方大会や高校生大会を勝ち抜いた選手がトーナメント方式で対戦。作家の島田雅彦さんら7人が判定した。

 さのさんは決勝で、歌と踊りを交えながら、「一人一人の中に小宇宙がある」というメッセージを込めた詩を詠んだ。神奈川大会代表で準優勝の筑波大1年の吉川詩歩さん(19)=茨城県石岡市在住=は、決勝の即興詩のテーマ「土左衛門」で透明感ある独特の詩の世界を披露したが、惜しくも敗れた。

 団体戦は作家の川上弘美さん、漫画家しりあがり寿さんら7人がジャッジ。決勝戦は東京と九州のチームが1人ずつ対戦し、最後までもつれたが、東京チームがかわした。


「一人一人の中に小宇宙」 「詩のボクシング」全国大会
2009.11.22 産経新聞大阪朝刊 第2社会

 ボクシングのリングを模した舞台で、対戦者2人が自作詩を交互に朗読して勝敗を競う「詩のボクシング」の第9回全国大会が21日、東京都渋谷区のスペース・ゼロで開かれ、即興舞踊手の佐野真紀子さん(53)=宮崎県日南市=が優勝した。今回は、「詩のボクシング」が一般参加となって10年目を迎えたのを記念し、3人一組のチームで対戦する団体戦も初開催された。

 「詩のボクシング」は17都道県で開かれた地方大会や高校生大会を勝ち抜いた選手が対戦。作家の島田雅彦さんら7人が判定した。

 佐野さんは決勝で、歌と踊りを交えながら「一人一人の中に小宇宙がある」というメッセージを込めた詩を詠んだ。準優勝の筑波大1年、吉川詩歩さん(19)=茨城県石岡市=は、決勝の即興詩のテーマ「土左衛門」で透明感ある独特の詩の世界を披露したが、惜しくも敗れた。


第1回「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会チャンピオンは、東京チーム。
 準チャンピオンは、九州(福岡・宮崎)チーム。

敗者復活戦の両チームへの「お題」は、それぞれに江國香織さんと川上弘美さんが出した。


個人戦は、10周年にふさわしい声と言葉の場になった。30分延長(パンフレットに16:30終了とあったが、17:00に終わった)の試合運びとなったが、いつもよりも短いようにわたしには感じられた。17人の朗読ボクサーはリング上で身の丈の声を出し、人の心を打つ言葉を求め自分と闘っていた。その姿に心ある人は、美しさを感じることだろう。

初となる団体戦は、実に見応えのあるものになった。各チームさまざまに工夫を凝らし、チームという団体の個性を創り出していた。観客の反応も上々で、次回団体戦への期待を膨らませていた。団体戦では朗読という既成概念を打ち破り、新たな表現を創出する真剣な遊びが始まったといっても過言ではないだろう。

「詩のボクシング」で既成の詩のイメージを壊し声と言葉の新たな可能性を見出してきたように、団体戦によってどのような表現が見出せるのか、今後が楽しみだ。

次回は、団体戦出場チームを全国から募集もする。

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 ※一般参加の10周年記念大会のみとなるリング4面に観客席を設けた会場。好評だった。
by videoartist | 2009-11-22 11:30 | 「詩のボクシング」