日々にイメージを採取する!


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ふつうがえらい!


「『詩のボクシング』の目指してきたものとは」として書きましたが、「詩のボクシング」そのものについては、多くの声と言葉に託された真摯な気持ちに触れながら、いつの間にか終わっているところがいいと思っています。勝ち負けでも、どちらが正しいかでもなく、ひとつのことにもいろんな見方、味わい方があることを知ることができます。観戦しているだけでも、その見方、味わい方の数が増え、試合を振り返っても楽しいものです。

と言いつつも、では、いまやっていることのその先はと尋ねられると、まったくもって分からない。
いまこれがやりたいというエネルギーが身体の中から湧いてきて、そのエネルギーがわたしを突き動かし、やりたいことをやっているだけだと思います。
だから、この先のことは分からない。
まったく違っていることをやり始めるかもしれないし、何もやらないかもしれない。
わたしは何事もやりきる必要はないと思っているのです。
やり切ろうと思った途端にそのことが駄目になってしまうように感じるのです。

絵本作家の佐野洋子さんが「ふつうがえらい」という本を書いていますが、そのふつうがえらいとする考え方がいいです。佐野さんとは、一時よく話をしましたが(かなり深いところまで)、わたしは佐野さんの人の見方が好きです。人については佐野さんから多くのことを学ばせてもらっています。だから、佐野さんの言葉をよく思い出します。ふつうに生きることは、日々を淡々と重ねられる強さでもあると思います。ところが、何かをやり切ろう、あるいはやり抜こうと思った途端にふつうであることは消えてしまう。

そして、わたしがたどり着きたいところも、ふつうでいられること。そうなれるかどうかは分かりませんが、ふつうに生活することに憧れます。

そこに向かって行くことで自分が救われるように思います。

しかし、そこへの近道はなく、どうやらいまやりたいことを身体に聞きながらやり続けるしかないようです。そして、その時が突然やってくるようにも思います。


2月20日は、岡山県津山市で講演会です。
人との繋がりついて話そうと思っています。
山陽新聞(2月12日朝刊)にもそのことについて書きました。「声と言葉のボクシング」団体戦についても紹介しています。
 ↓
c0191992_62844.gif認め合える繋がりを
by videoartist | 2010-02-18 09:00 | 「詩のボクシング」