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長崎、宮崎でのワークショップと全国高総文祭みやざき2010での高校生大会


7月31日に長崎市立図書館で行われた朗読ワークショップには、朗読することが初めてという方が多く参加していました。しかし、皆さん声に出すことに積極的でした。自分の言葉を声にすることで、気づいていなかった自分に気づいてもらえたのではないでしょうか。それにしても人は声に出すことで変わりますね。改めてそう感じさせてもらいました。その変化を見ているのも楽しかったです。これをきっかけに、参加された皆さんには長崎大会に応募して声を出すことをもっと楽しんでもらいたいと思います。

翌日は宮崎県延岡市で団体朗読ワークショップを行いました。個人朗読もしてもらい、それらの表現を通して声に出して伝えることの奥深さを知るという内容の濃いワークショップになりました。そして、このワークショップから団体戦・全国大会に出場するチームが決まりそうです。いや、決まるでしょう。いま、スケジュール調整をしてもらっています。

そして8月2日は、全国高総文祭みやざき2010の文芸部門での高校生大会が行われました。この全国大会まで宮崎県高文連の文芸部門は5年の歳月を費やしています。口蹄疫のこともあり、一時は中止になるかもしれないと心配しましたが、開催が決まりやってみると、これまでにない素晴らしい内容の高校生大会になりました。リング上の高校生朗読ボクサーは声がまっすぐに出ていてかっこよく、どの高校生の朗読も人の心を打つ声と言葉のパンチを繰り出していました。わたしは、「詩のボクシング」をやっていてよかったと感じさせてもらえました。

中でも村上昌子選手の朗読は印象的でした。これぞエンターテインメントの朗読といった感じでした。多くの人に彼女の朗読を楽しんでもらえるような機会を作りたいと思ったほどです。年間1000人以上の自作朗読を聴いている(人数においても恐らく日本で最も多く自作朗読する人の声を聴いていると自負している)わたしとしては、10代で最高のエンターテインメント朗読を聴かせてくれるのは彼女だと思います。



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                                            村上昌子

8月4日のブログで全国高総文祭みやざき2010の文芸部門での高校生大会に参加した村上昌子さんからメールが届きました。紹介しましょう。

高校1年の夏、文芸部の講習会で「詩のボクシング」の名前を始めて聞きました。

「なにそれ、殴りあうの?」友人もキョトンとしていました。「では皆さん、試しに一度やってみましょうか」ということで、トーナメントの1回戦だけが行われることになりました。

私は、10分そこらで作った変態チックな詩を読み運良く勝ってしまって、すっかり調子に乗りました。

調子に乗った私は、ある時は宮崎市内に現れて詩を読み、またある時は遊園地に現れて詩を読み、東京にも現れました。

高校生活で1番の思い出は、第1回「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会に九州チームとして参加させていただいたことです。夢の東京!なぜだろう、修学旅行よりも楽しかった!

全国大会で、たくさんの朗読を生で見ることができたことが、何よりの宝物になったように感じます。個人戦からずっと見ていました。

リング上での朗読ボクサーの皆さんの沢山の言葉、声、動きが心の中に残っていて、寝る前なんかに突然思い出してはワクワクしてしまいます。声ってすごい。

その後の私の作品制作すべてに影響しています。


笑いと感動 競え表現力

文芸部門・「詩のボクシング」

「言葉の格闘技」熱戦

競え表現力 高総文祭で本県勢活躍
2010.8.3 宮崎日日新聞

 2日目を迎えた全国高校総合文化祭・宮崎大会。部門ごとに多彩なイベントが開かれ、このうち延岡市の野口記念館であった「詩のボクシング」(文芸部門)で、地元の延岡高3年、國方綾乃さん(18)がチャンピオンに輝くなど本県勢の活躍が見られた。

 自作の詩を朗読し、いかに観客の心に届いたかをトーナメント方式で競う「詩のボクシング」には、全国から14人が参加した。出場者はリングに立ち、事前に作った詩を3分以内で朗読。全国の文芸部員131人が、赤と青のカードを上げて勝敗を決めた。

 「言葉の格闘技」と言われるだけに、マシンガンのように言葉を繰り出す出場者もいれば、静かに語りかけるように言葉を紡ぎ出す出場者も。 
 
 本県からは2人がエントリーし、國方さんが即興詩対決の決勝戦へ。「布団」のお題を与えられると、「布団の中にはいろいろな物が隠せる」などと自由な発想で言葉をつなぎ、「収納具に良し」と連発。会場からは笑いと感動のため息が漏れた。

 決勝後のインタビューでは、「詩って書いても、聞いても楽しいなって思った」と語り、拍手に包まれていた。

 また、高鍋高3年の村上昌子さん(17)は、地上デジタル放送開始を控え、廃棄される運命にあるブラウン管テレビの哀愁をユーモラスに表現し、笑いを誘っていた。

【写真】「布団」をテーマにした即興詩で優勝を決めた延岡高3年の國方さん(中央)=2日午後、延岡市・野口記念館



                出場した14人の高校生朗読ボクサーたち

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                チャンピオンになった國方綾乃選手の朗読

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by videoartist | 2010-08-04 11:00 | 「詩のボクシング」