第4回山梨大会チャンピオン誕生、団体戦・全国大会出場チーム決定!
2010年 08月 09日
第4回山梨大会チャンピオンが誕生しました。そして、全国大会出場も決めたのは遠藤健二選手でした。
遠藤選手は職業を樵といっていますが、木の世話をしたり木を切りだしたりしながら木の気を多く吸っているからなのでしょう、まるで一本の木のように穏やかに朗読する人です。
実は彼の妻も第6回全国大会に出場しています。これで「詩のボクシング」史上初の夫婦そろって全国大会出場者ということになります。
下記ページをご覧ください。
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⇒第3回「詩のボクシング」長野大会 2006.7.9
遠藤健二選手
[ 闘いを終えて ] :遠藤健二
初めて「詩のボクシング」のリングに立ったのが2003年の第1回長野大会。出なかった年もあったが、ほぼ毎年、出場し続け、ふり返れば7年が経過。よくもまあ飽きずに出続けたもだ。
もはや優勝なんて目標は自然消滅し、ただ、自分にできることを続けて来た。それは、毎日の山仕事から出た言葉で詩を綴ること。今でこそ、コスプレまでして木こりをテーマにした詩を読んでいるが、林業は、たまたま田舎暮らしのオプションとして、付いてきた仕事。特に思い入れもなく当初は、詩なんて何も湧いてこなかった。
今となってみれば、「詩のボクシング」のために山仕事を続けて来たのか、山仕事を続けるために「詩のボクシング」に出続けて来たのかわからない。まあ、どちらにしても、どちらもやめなかったことが今回の優勝につながったと言える。
木こり歴10年と「詩のボクシング」歴7年の間で出来た素敵な仲間が、何よりの原動力だったことは間違いない。それに、早々と先を越して全国大会へ行ってしまった、妻に対する意地も少しはあったのかもしれない。
★個人戦の前に団体朗読するチームが1チームだけ出場しました。この団体朗読が楽しく、これまでの団体朗読の中では一番面白かったと思います。しかも、これぞ団体朗読といった形を示してくれていました。
山梨県北杜市の小学校の先生チームですが、先生が児童になって朗読を楽しんでいるという感じでした。このチームに「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会に出場してもらうことにしました。彼らは、やる気満々です。この調子で団体戦・全国大会のリングに臨めば、団体チャンピオンになれるかもしれません。
ちなみに、宮崎県からも学校の先生チームが出場します。こちらは高校の国語の先生チームです。両チームも中心の1人を除いては「詩のボクシング」未経験者です。しかし、あの手この手と工夫してやってくれることでしょう。楽しみです。
学校の先生というのは、一度その状況に追い込まれる、あるいは居直るとすごいパワーを出すものです。
下記のブログにその日のことを書いています。
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⇒学校の先生たちと「詩のボクシング」をした
「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会が面白くなりますよ。