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全国大会前売チケットの購入期限は10月12日まで!声と言葉でボクシングする(3)


10月になりました。

この時期になるとわたしも準備で大忙しです。これはもう無理かもと思うことも多々ありますが、年に一度しかない大会を楽しみにして会場に足を運んでいただく観客がいることを思うと、今度だけはやり切ろうとう気持ちになります。その繰り返しで10数年やって来たようにも思います。

昨日は岩手県の盛岡から観戦チケットを購入された方から電話がありました。その方は「『詩のボクシング』が面白くて好きでしたが、その番組放送がないので、今回は友人と東京まで観に行くことにしました。初めてですが楽しみにしています」とおっしゃっていました。

全国大会出場の朗読ボクサーたちに、当日の全国大会の会場にはそういった人たちが多くいることを身体で感じながら声と言葉を発してもらいたい。なぜなら、人は聴いてくれる人がいるから自分の言葉を声に伝えようとする気持ちが生まれるからです。そして、聴いてくれる人が聴くことに真剣であればあるほど伝えようとする気持ちも強くなります。「詩のボクシング」は、そういった場なのです。

全国大会のチケットは現在発売中ですが、前売の購入期限は10月12日までとなっています。

お早目にお求めください。

c0191992_62844.gif全国大会・フライヤー裏・チケット購入方法や会場へのアクセスなど



負けることで見えてくるもの 楠かつのり

 「詩のボクシング」では、判定が出て勝ち負けが決まりますが、必ずジャッジに感想を述べてもらいます。実は、ここが一番大切です。感想を述べてもらうことで、朗読した人は、良い点も悪い点も含めて「ああ、そうか」と気づかされることになります。同じ場にいた人たちがそこで発せられた声と言葉を共有するわけですから、「ああいう言い方は心に届く」とか「ああいう言い方では届かない」ということが共通認識されることになります。もちろん、単に勝った負けたではなく、その共通認識が、朗読者の表現内容のみならず表現意識をも変えるきっかけになるのです。

 ところで、ジャッジはそれぞれ赤か青の札を挙げて判定結果を示しますが、どちらにも良いところ悪いところがあり、迷いながら札を示しているのです。これは、ジャッジをやってみるとよく分かるのですが、「負けたからダメだ」「勝ったからいい」ということでは決してありません。

また、例えば7人のジャッジがいて、判定の結果5対2で負けたとして、7人中2人は届いたと示しているのに、完全否定されたように感じる人がいます。それは勝ち負けでしか物事を見ていないからです。あるいは、「あんなジャッジ、何もわかってない」とジャッジのせいにする人もいます。そういったことでは、人の心を打つ声の言葉を生み出すことはできないでしょう。

 むしろ、負けたほうがいろいろなものを吸収することができるのです。勝ち負けを越えられるのは、そういった内省力のある人です。「詩のボクシング」には、何回も挑戦する人もいますし、数年経ってから自分の成長を確かめるように再挑戦する人もいます。


by videoartist | 2010-10-01 10:00 | 「詩のボクシング」