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2つの高校生大会より


神奈川県高等学校文化連盟・文芸専門部主催の大会より(有澤猛)

第5回高校生「詩のボクシング」神奈川大会を無事終了いたしました。

今日(6月19日)は、はじめにOBの小室くんと244のエキシビションからスタートし、個人戦・団体戦の順で実施しました。

各校の代表たちが個性豊かに激戦をくりひろげ、特に、団体戦は大変盛り上がり ました。やはり学校の看板を背負って出場している、というのは通常以上に責任と使命感をその身に感じるようです。

まずは、全国大会につながる個人戦の方ですが、優勝はなんと神奈川大会にもエントリーされている公文国際学園高等部の水谷(志村花梨)となりました。

従って、彼女は、25日の午後は神奈川大会、夜は前期全国大会のダブルで出場することになります。

予選の時よりはレベルアップしていたように思います。

また、即興詩もなかなかしっかりした発表をしていましたので万が一決勝まで進んだとしても大丈夫かと思います。

2位は、県立瀬谷西高校2年の伊從綾乃(いより・あやの)選手でした。わずか1票差の接戦だったので、彼女のレベルも高かったといえます。来年も出る、と宣言していたので成長が楽しみです。

団体戦の方は、先日の予選を見、しっかり練習をした公文国際学園高等部が大差で優勝しました。準優勝は、県立秦野曽屋高校で、個性的な表現をしていましたので、もしまた機会があれば予選などにも誘ってみたいと思いました。

8チームによるトーナメントは、16人制よりもコンパクトで、集中力も途切れないちょうどいい規模の試合だと思います。

来年も、個人戦と団体戦で実施していこうと思っています。


第6回ふじいばら杯「詩のボクシング」御西高大会の報告(勝間田衣麻)

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6月17日金曜日、御殿場西高校アカデミックセンターにおいて第6回目となる「詩のボクシング」が行われました。出場者は団体戦では放送部チームと柔道部チーム、個人戦では4つのコースのそれぞれの学年からの16名でした。

本年度も団体戦からの始まりとなりました。放送部チームは先の東日本大震災について、柔道部チームは「日々是好日」というテーマについて朗読しました。結果はユーモアを交えてテンポよく朗読した柔道部チームが勝利しました。

個人戦の16名の中で準決勝まで勝ち進み、3位となったのは、総合コース2年生の佐藤はるなさんと情報処理コース2年生の能松恵理さんです。佐藤さんはオタクの服装などに対して意見を述べ、能松さんは家庭ではふざけてばかりでも震災のときには被災地に救援に行き自衛官としての務めを果たした父親のことを語りました。

決勝戦は進学コース3年生の福井のぞみさん、特進コース1年生の橋本健一郎くんの対戦となりました。福井さんは単身赴任をしている父親に対して、以前は仕事を優先していると考えていたが、離れているからこそ感謝の気持ちが沸いたという内容でした。橋本くんは震災が起こった日はちょうど卒業旅行でディズニーシーに行っていて、帰りのバスの中で一夜を過ごすことになったという内容でした。

即興詩対決では、福井さんは「自転車」、橋本くんは「浦島太郎」がテーマでした。福井さんは、どんな天気の日でも使っている自転車に対し、これからもよろしくという思いを述べました。

橋本くんは、浦島太郎が渡される玉手箱は「開けないで」と言って渡されても誰でも開けたくなるという内容でした。結果としてユーモアと語り口調などのキャラクター性も加わり、橋本くんが勝利しました。

今回のふじいばら杯「詩のボクシング」御西高大会は、東日本大震災から3ヵ月という時期の開催であり、震災で感じたことや自らが被災したために思うことについて朗読する生徒が目立ちました。

また、震災によって、家族や友人など身近な人たちの大切さを再認識したという生徒もいました。あるいは、人間の目線を離れ、虫や犬猫などの動物目線から見る世界について想像を膨らませる生徒もいました。何気なく口ずさんでいた歌詞は、冷静に考えるとおかしな意味なのではないかという疑問を投げかけた生徒もいました。

本校は4つのコースがあり、すべてのコースから朗読ボクサーが出場しましたが、学年やコース、クラスの枠を超えての応援もあり、観戦していた生徒たちから「楽しかった」という声を多く聞くことができました。また、今回は観戦の生徒数が過去最高の大会となったため、それだけ声援も大きくなりました。翌日の東海大会に出発するため途中退席しなければならなかった空手道部員たちは、リングを見下ろす2階席から立ち見で観戦することになったので、出場者は頭上も気になったことでしょう。

日頃は控えめな生徒が、リングの上では堂々と豊かな表現力を見せてくれて、生徒の新たな一面を発見する機会となりました。大勢の前で詩を朗読して、想いを伝えるのは容易いことではありませんが、勇気をもって朗読した詩によって、観戦者も一人ひとり様々なことを感じ影響を受けています。本校で「詩のボクシング」を続ける意義は年々大きくなってきています。
by videoartist | 2011-07-01 08:30 | 「詩のボクシング」