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長崎大会予選会本大会、神奈川県教育センター、文芸道場、学校祭、目黒区講座


7月31日(日)13:00より第3回長崎大会予選会

ふるってご参加ください。

※長崎県外の方も参加できます!当日参加もできます!

会場:長崎市立図書館

8月27日(土)は13:00より第3回長崎大会本大会

会場:浜町商店街・観光通り



8月3日(水)は神奈川県教育センターで小、中、高校の教員を対象に朗読コミュニケーションのワークショップ

※定員20人のところ40人の参加者で募集を締め切ったとのこと。


9月10日(土)は富山県で開催の文芸道場・北信越大会で団体戦ワークショップ

※文芸道場では初となる3人でチームを作ってもらい団体朗読のワークショップを行います。


9月24日は、第9回高知大会本大会

会場:かるぽーと


9月30日は富山県の高岡第一高校での学校祭で高校生「詩のボクシング」大会の指導

※高岡第一高校では二度目の学校祭での「詩のボクシング」です。


他にも東京都目黒区の社会教育会館で4回の「自分の言葉を声にすることで怒りや悩みを解消し、自分再発見する」連続講座。今回は朗読心理学を新たに構築することに挑戦します。

※長く抱え込んでいる悩みや怒りが消えます。そういったワークショップです。


朝日新聞の秋田全県版に6月25日に横浜で行われた前期・全国大会出場者・鈴木正長選手の記事が掲載されました。彼は秋田で独自の活動しています。そして研究熱心で、初参加の時よりも朗読表現力に一段と磨きがかかっていました。

詩のリングで全国4強 東北代表・北秋田の鈴木正長さん/秋田県
2011.07.28 朝日新聞/秋田

 拳の代わりに自作の詩を朗読しあって勝敗を競う「詩のボクシング」の全国大会が6月末、横浜市で開かれた。北秋田市の精肉店で働く鈴木正長さん(33)は東北代表として出場し、ベスト4に輝いた。東日本大震災を受け、自然災害と向き合う東北人の姿を方言を交えて伝えた。

 《つぶれでならねぇ つぶされでならねぇ 降り積もる屋根の雪の上で スコップを突き刺し、除夜の鐘に耳を澄ます あれは、これから始まる厳しい冬の合図だ》

 6月25日夜、横浜市の関内ホール。全国大会は準々決勝を迎えていた。リングに見立てた舞台の赤コーナーで、照明を浴びた鈴木さんが「じゅうにヒト縁」を秋田弁で披露していた。豪雪に負けず、力強く生きる秋田人をつづった詩だ。

 全国大会には、地方大会の優勝者や主催者の推薦を受けた計16人が集まっていた。役者、作家、元ひきこもり、大学生、高校生、小学生と多彩だ。持ち時間3分で自作の詩を発表しあい、審判が勝敗を決める。トーナメント方式で戦い、優勝者が決まる。

 鈴木さんは本来、婚活の失敗談や外見の劣等感を笑いに包む詩が得意だ。東北代表が集う7月の秋田大会でも「婚活モンタージュ」などを披露し、評価を得ていた。全国大会でも同じように、「自虐ネタ」で攻めるつもりだった。

  ○    ○

 考えが変わったのは大会数日前。3月11日に東北を襲った震災のことが頭を離れなかった。「地震や津波、そして豪雪。東北代表として、繰り返す自然災害に耐え続けてきた東北人の姿を伝える義務があると思った」

 この日の初戦は、秋田大会でも披露した秋田内陸線の物語「ノスタルジックトレイン」で快勝。準々決勝は震災を意識した新作で勝負した。

 《泣いでならねぇ 涙流してならねぇ 泣いだら他の人が悲しむ 辛(つら)いのはオラだけでねぇ みんなが日々、命を紡いで縫い続けているのに、心ほつれては不格好だ ボロボロの生地を継ぎはぎ 新調して正面を見た》

 大勢の観客で埋まった会場からはすすり泣きが聞こえた。7人の審判のうち、6人が鈴木さん側の色である赤い旗を上げた。

 準決勝では、同じ1977年生まれの有名人と、過疎や高齢化が深刻な商店街で店番をする自らの人生と比べた詩「77の猛者」を選んだ。歌手の安室奈美恵、氷川きよし、元サッカー選手の中田英寿らが輝いて見えるつらさをつづった作品だ。持ち味のユーモアもしっかり盛り込んだ。

 《いつしか同世代の姿を見るにつれ、焦燥感と絶望感にさいなまれていった (中略) テレビを消してラジオへ逃げ出せば 聞こえてくるのは、コブクロやアンジェラ・アキ みんなみんな77年生まれなのだ…… ひと騒動を起こした市川海老蔵は、うらやましくないけど》

 決勝進出はならなかった。だが、悔いはなかった。大会後、舞台から控室に戻る廊下で、小学生の児童ら8人からサインをねだられた。戸惑いながら、ハートマークを矢で射抜くような絵と名前を書いた。

  ○    ○

 7月27日昼、あきた結婚支援センター主催の婚活セミナーが秋田市であった。真剣なまなざしでメモを取る参加者の中に、鈴木さんの姿があった。50連敗中の婚活。「親や店の常連客が期待してるんで、しばらくはこっちに専念します」。

 茶色の布製カバーのスケジュール帳は、夏場の婚活の予定で埋まりつつある。詩のボクサーの「引退」だろうか。

 9月3日の欄だけは違う。「詩のボクシング・気仙沼」。この日だけは、震災を受けて宮城県で開かれる地方大会に参加し、戦う予定だ。

 【写真説明】

 全国大会で詩を朗読する鈴木正長さん(右)=6月25日、横浜市の関内ホール、日本朗読ボクシング協会提供


by videoartist | 2011-07-28 18:00 | 「詩のボクシング」