クスノキハクボミフシと小笠原・父島、そして今年の全国大会
2013年 04月 08日
家のクスノキの葉に害虫が寄生し、葉の汁を吸っており、クスノキが弱っています。
クスノキハクボミフシという害虫です。
この害虫駆除を行い、その経過を観察しています。
当初はなぜこう(下の写真のように葉に黒い粒々が沢山できる)なるのか分かりませんでしたが、症状を検索して愛知県の造園業の方にお聞きして、オルトランがよいとアドバイスしていただきました。
そこでさっそく近所のガーデンセンターでオルトラン水和剤を購入し、散布しているのです。
わたしにとってのもっとも身近な自然保護というところでしょうか。
自然つながりですが、この6月に1週間ほど学生を連れて小笠原の父島に行きます。大学で「地域研究実習」を担当したので父島行きを決めました。
父島は、東京都ですが、およそ1,000キロも離れており、しかも交通手段は船だけなので、片道25時間半は船の中です。これはわたしにとっては初めてのことです。
小笠原諸島は、東洋のガラパゴスと称され、2011年にユネスコ世界自然遺産に登録されています。
父島では、独自種の野菜を作っている農家視察、夜行性生物の観察ナイトツアー、固有種の宝庫の森歩き、ドルフィン・ホエールウオッチング、日本最大のアオウミガメ産卵地で飼育体験などをする予定です。
小笠原での救急体制についてです。診療所はありますが、診療所で対応できない場合は以下になっています。
<日中>
救急(119)-->診療所-->診療所対応できない場合、航空自衛隊岩国基地よりヘリまたは航空艇が派遣され、厚木基地へ着陸、その後広尾の病院へ輸送
<夜間>
救急(119)-->町役場-->硫黄島からヘリまたは航空艇が派遣され、厚木基地へ着陸、その後広尾の病院へ輸送
いずれも特に費用はかかりません。硫黄島が近いということです。
カツオドリ
もちろん、帰りも25時間半の船旅です。
6月はこのための準備と現地実習、そして報告、発表に時間を費やすことになります。
その他にも大型プロジェクトを立ち上げる予定にしています。
今年の「詩のボクシング」全国大会はこれまでになく参加人数が限られますが、初となるテーマ設定をしたトーナメントになります。