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カテゴリ:2012年個人戦・団体戦全国大会( 28 )


観戦チケット発売中!

現在、各地の大会が行われておりますが、10月27日(土)に開催される第12回「詩のボクシング」個人戦・全国大会及び第4回「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会の観戦チケット発売中です。

今回は会場を横浜に移しての開催です。

会場のみらいホールのある桜木町駅まで羽田空港から電車で33分(前回の会場とほぼ同じです)、品川駅から24分、東京駅から電車で30分ほどです。

桜木町駅から会場へは、徒歩3分です。桜木町駅からは動く歩道道ですぐです。

お得なセット券 個人・団体セット券=3,000円

個人と団体のそれぞれの料金 個人戦・前売=2500円 団体戦・前売=2,000円

c0191992_62844.gifチケット購入方法の詳細・PDF形式

c0191992_62844.gifチラシ表・大会日時

チラシ裏面c0191992_16281789.gif


横浜は、異国情緒豊かな町です。

【2012年9月27日の朝日新聞記事】
マンション大手7社は27日、「住んでみたい街」(6月時点)の調査結果を発表した。首都圏1位は5年連続で吉祥寺、関西圏1位は8年連続で芦屋だった。初めて「実際に住んでみて良かった街」を調べたところ、首都圏は横浜、関西圏は西宮が1位だった。 c0191992_22314349.jpg


また、横浜は「ブルー・ライト・ヨコハマ」など数多く歌われている町でもあります。

全国大会会場のすぐ近くに日本一高いビル、横浜ランドマークタワーがあります。

[桜木町駅の情報]

桜木町駅は、かつての横浜駅であり、品川駅と並ぶ日本初の鉄道の駅である。

2004年6月2日にリリースされた横浜出身の平成フォークデュオ・ゆずの通算20枚目のシングル「桜木町」は、東急東横線の桜木町駅を唄った歌である。

ゆず本人達曰く、桜木町駅(特に東急東横線)は相当思い入れのある駅だったため、東急東横線の桜木町駅がなくなると聞いた時に思い出の場所を歌に残そうと思い、作った曲との事である。

また、彼らの楽曲「雨と泪」(1998年)のプロモーションビデオに根岸線と東急東横線の桜木町駅ホームが登場している。

山崎まさよしのヒット曲「One more time, One more chance」の舞台でもある。
by videoartist | 2012-08-28 17:00 | 2012年個人戦・団体戦全国大会

8月25日(土)に10回目を迎えた「詩のボクシング」高知大会が行われました。

チャンピオンは、高瀬草ノ介選手。

振り返ってみると高瀬選手の第1回高知大会での自作朗読は、言葉を研ぎ澄ました聴き応えある詩表現でした。試合後、わたしも彼の言語感覚に「いいものを持っている」と太鼓判を押しました。

チャンピオン・高瀬草ノ介c0191992_9401759.jpg


その後の高瀬選手の自作朗読は、パフォーマンスを交えたものになり、観客を楽しませ、時に驚嘆させ、さらには感動させ今回の大会で4度目となるチャンピオンの座に就きました。

高瀬選手は、「詩のボクシング」が生んだ声と言葉の新世界を創造する最高のエンターティナー。

高知新聞記者の取材に対して、「高瀬草ノ介は表現者としては詩人であり、エンターティナーとしては吉本の名のある芸人を越えている」と応えました。

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彼こそ朗読ボクサーの名に相応しい表現者です。

個人戦・全国大会では、彼の朗読パフォーマンスを堪能してもらえることでしょう。ご期待ください。


全国大会への意気込み

高瀬草ノ介

大変です!オバマ大統領!!火星人を発見致しました!  ・・・わ、わ、私です!?

「詩のボクシング」高知大会のリング上にて生息を確認しました!記念すべき第10回目の高知大会、その決勝戦にて即興のお題でなんと「火星人」が与えられ、その時に発覚致しました。それまでは地球人にまぎれ、平穏に暮らしていたのですが、ひょんなことから自分が火星人だったことに気がついた次第であります。

火星人の地球上での生息目的は非常に高度な機密事項でありますから、大統領といえどお伝えすることはできません。が、高知大会のリング上で一部明らかになったという事実のみを申し添えます。

その代りといっては何ですが、高知大会の様子を簡単にご報告致します。

高知大会は、それを支え、また応援してくださる方々のおかげで、10回目の今回も成功に終わりました。今大会は初づくしで、総勢20名による個人トーナメントがあり、観客全員によるジャッジがおこなわれ、密度の高い熱戦が繰り広げられました。観客ジャッジについては、予想以上に接戦が多く、緊迫した判定となりましたが、高知大会の風土にぴったりな判定方法でした。内容についても、ラップあり、ロック魂あり、神学論、講義、体験談あり、新・昔話もダンスもヘビの生殺しもありと非常に多彩で、しかもたしかに詩がありました。観客の皆さんも朗読ボクサーの皆さんも納得の大会だったと思われます。会場の皆さん、ゲストのきららとKIMURAYAのみなさんにも、この場を借りて感謝致します。

さて、私、火星人としての自覚を取り戻しましたからには、10月27日の全国大会は、あの手もこの手も、いくつもの手足を駆使しながら、横浜にお集まりの地球人さんも、赤い靴を履いた女の子さんも、異人さんも、異星人さんも、みんなさらっていくつもりで闘うことを誓います。

あ、最後に。オスプレイは無駄な物です。苦しむのは地球人ばかりですよ!では。



そして高知大会を代表して「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会に出場するのは、秘密結社(記号=六芒星)イデアと昭和歌謡曲B面。

秘密結社(記号=六芒星)イデアc0191992_9472711.jpg


秘密結社は、いつもは路上で表現活動している。路上では、行き交う人たちからはほとんど無視され続けられているという。

だからなのだろう、決勝戦で観客ジャッジの判定によって勝利を決めた瞬間、自分たちの表現が認められたと感極まり、3人は歓喜の声を上げ、喜びの涙を流していた。

3人の自己表現することに真正面から向き合っている(このことは団体朗読に表れてもいた)姿に心打たれた観客も多くいたと思います。

昭和歌謡曲B面c0191992_9485513.jpg


昭和歌謡曲B面は、昨年に続いての全国大会出場ですが、彼らのB面での団体パフォーマンスは全国大会を大いに盛り上げてくれることでしょう。

団体戦・全国大会を楽しみにしていてください。


熱闘 「詩のボクシング」=高知
2012.08.26 読売新聞・大阪 

ボクシングのリングに見立てたステージで自作の詩を披露する第10回「詩のボクシング」高知大会(実行委など主催)が25日、高知市九反田の市文化プラザかるぽーとで開かれ、昨年新設された団体戦では、県内で活動する現代詩朗読グループ「秘密結社☆イデア」が初優勝した。

個人戦に最多の20人、3人1組の団体戦に4組が出場。赤と青のコーナーに分かれ、ゴングの音から始まる3分間、“言葉の拳”を激しくぶつけ合った。判定は今回、審査員ではなく、観客約70人が札を上げて決めるようにした。

 団体戦で、秘密結社☆イデアは、「スーハー」「ングング」など擬音を重ねる「声音詩」で独特の世界を表現した。代表の北川村野川、会社員阿部宏実さん(27)は「優勝を励みに、新しくて面白い表現方法を追及していきたい」と笑顔を見せた。

個人戦はトーナメント形式で対決。決勝はテーマが直前に決められ、「火星人」の即興詩をユーモラスに表現した高知市玉水町、高瀬宏章さん(48)が4回目の優勝を果たした。

高瀬さんと秘密結社☆イデア、団体準優勝の「昭和歌謡曲B面」(高知市)が10月27日に横浜市で開かれる全国大会に出場する。



言葉の熱戦に拍手、笑い 「詩のボクシング」県大会  高知市
2012.08.26 高知新聞・朝刊 社会

第10回「詩のボクシング」高知大会が25日、高知市九反田の市文化プラザ「かるぽーと」で行われた。個人、団体の2部門に約30人が出場、言葉の熱戦を繰り広げた。

「詩のボクシング」は、1対1の対戦形式で自作の詩や物語などを朗読し、その内容や、声と身体の表現力を競う“言葉のスポーツ”。1997年に日本朗読ボクシング協会(横浜市)が始め、全国に広がった。本県では2002年の第1回からほぼ毎年、県大会を開いている。

今回、個人戦には予選を勝ち抜いた20人が出場し、トーナメントで対戦。3人一組の団体戦にも4チームが参加した。

静かに詩を読み上げる人、絶叫して体を投げ出す人、歌と踊りで息を切らせる人、体験談を面白おかしく話す人。リングを模したステージでさまざまなスタイルの朗読を披露し、会場には拍手と笑いがあふれた。

今回は、観客が赤と青の札で「より心に響いた」朗読者を選ぶ観客ジャッジ制を採用。個人では高知市の高瀬草ノ介さん(48)が4回目の優勝を果たし、団体の「秘密結社☆イデア」「昭和歌謡曲B面」とともに、10月に横浜市で開かれる全国大会への出場権を獲得した。


by videoartist | 2012-08-27 10:00 | 2012年個人戦・団体戦全国大会

8月18日に第9回香川大会が行われ、チャンピオンが誕生しました。

池田浩二選手です。

そして、団体戦・全国大会出場チームは、MM1に決まりました。

チャンピオン・池田浩二c0191992_2024244.jpg



大会を終えて

池田浩二

3年前に初めて「詩のボクシング」香川大会に参加したときは,衝撃的でした。相手の選手が繰り出す怒涛のような言葉の力になすすべもなかったのです。これが,「詩のボクシング」なのか,朗読ボクサーなのか・・・・・・。1回戦で敗退しながらも,その世界を垣間見ることができたことに満足していました。

そして,今回,私にとって2回目となるチャレンジ。前回同様,1回戦から苦戦の連続でした。さすが,讃岐うどんを常食としている香川県民,どの詩もこしが強くて,のどごし抜群!おなじうどんでも百軒あれば,百通りの味があります。それぞれの店のこだわりの味があります。選手のみなさん一人一人に世界観や主張があり,そうした思いをその人にしかない言葉でみごとに表していました。

幸いにも優勝することができた私は,思春期の高校生のように,今自分に問いかけています。「私って何だ?どんな人間なんだ?」私にとって表現するという行為は,自分を確認する営みです。「言葉を通して自分を見つめ直す」ことを,自分に課しています。全国大会まで,あと2か月あまり。気負わず,自分の言葉を見つけていきたいと思います。

「うどん県,それだけじゃない香川県」。日本一面積の小さい香川県が,昨年から打ち出しているキャッチコピーです。その香川県からは,「詩のボクシング」,「声と言葉のボクシング」のいずれにおいても,過去優勝者を輩出しています。

これまで活躍されてきた方々,県下の朗読ボクサーのみなさん,
香川大会の運営に携わってこられたスタッフの方々,
そして何よりも私の言葉を聴いてくださったみなさんの期待に応えられるように
精一杯戦います。
「走れ,言葉よ!」




団体戦香川大会代表・MM1c0191992_20201589.jpg


池田浩二選手とMM1については下記新聞記事をご覧ください。

朝日新聞.2012.8.19(画像をクリックすると拡大されます)c0191992_18382372.gif


四国新聞.2012.8.19c0191992_2111270.gif

by videoartist | 2012-08-19 21:00 | 2012年個人戦・団体戦全国大会
7月28日に第10回北海道大会が行われ、チャンピオンに浦田俊哉選手がなりました。

今回の北海道大会は、観応え、聴応えのあった大会でした。

16人の朗読ボクサーの声と言葉のパンチが、観客の心を激しく打っていました。そのことを試合が終わった後の観客の表情からもうかがい知ることができました。

観客からは早くも次回の北海道大会に期待が寄せられていました。

浦田選手は今回で4度目の北海道大会チャンピオンですが、チャンピオンになってもさらなる高みを目指して精進し、なおかつ着実に表現力を高めていることが感じられました。

チャンピオン・浦田俊哉c0191992_9201618.jpg



北海道大会の感想と全国大会に向けての意気込み

浦田俊哉

北海道大会は、今回で10回目を迎えました。そのうち、上湧別で開催されたのは、今回を含め8回です。

上湧別は北海道のオホーツク地方にある非常に小さな町で、中心都市の札幌からは車で5時間かかるため、決して気軽に足を運べる距離ではありません。

しかし、8年間続いてきました。これは、携わるスタッフの皆さん、そして参加している選手の熱い気持ちが作ってきた8年間だと感じています。

大会自体も年を重ねるごとに円熟味が増し、ここ数年は非常に見応え(聴き応え)のある攻防が繰り広げられています。

そして、何より独自の世界を持った人達がずいぶん増えました。参加しながら、ビシビシとその進化を肌で感じています。

そのような中、幸運にも昨年に続き北海道チャンピオンという栄誉を手にすることができました。

「幸運にも」は、「本当に幸運にも」と言い直さなければならないかもしれません。

特に今年は、5度目の対戦となる因縁の相手岩崎圭司さん、実は初対戦の馬場めぐみさん、そして昨年の全国でも当たった成長著しいオオタニさんとの決勝と、いつ負けてもおかしくない状況の中で、最後に手を挙げられたときはビックリして腰が抜けました(実話)。

ですが、その強豪達との対戦、そして北海道大会の朗読ボクサーが発した一つ一つの言葉が、今まで以上に私に力を与えてくれます。漲ります。

これで4度目の全国となります。ああ、なんて贅沢なんだろう。あのリングに立つことを想像するだけで、気持ちは高揚し胸が高鳴ります。この感覚は、いつになっても変わりません。あのリングに立てる。また言葉と出会える。素直に嬉しい。

残された時間、背伸びせず、自分と同化した自分自身の言葉を見つけ、磨いていきたいと思います。ベストを尽くします。横浜で会いましょう。



浦田さん4度目V 湧別 「詩のボクシング」道大会
2012.7.29

【湧別】ボクシングのリングを模した舞台で自作の詩を朗読する、第10回「詩のボクシング」北海道大会が28日、オホーツク管内湧別町で開かれた。同管内遠軽町の中学教諭浦田俊哉さん(43)が2年連続4度目の優勝を果たし、10月に横浜で開かれる全国大会の出場権を得た。

湧別町と札幌での予選を勝ち抜いた16人が出場、トーナメント形式で表現力を競った。浦田さんは、朝のひげそりの時間が家族とのコミュニケーションの場になっていることを表現した詩などで勝ち進んだ。

昨年の全国大会でフォーク歌手のなぎら健壱さんに敗れた浦田さんは、「プロの言葉に近づけるよう、全国大会までにもっていきたい」と話した。




第2回[前期]「詩のボクシング」全国大会の様子

tvk番組「にほんごであいらぶゆう」番外編より

非常に短いですが、第2回[前期]「詩のボクシング」全国大会の様子を垣間見ることができるでしょう。


by videoartist | 2012-07-30 21:00 | 2012年個人戦・団体戦全国大会

初めてとなる青森大会が青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸の中で行われました。

そして吉岡さやか選手がチャンピオンとなり、全国大会への出場を決めました。

10月27日の全国大会での朗読に期待してください。

吉岡さやか選手c0191992_16394016.jpg




全国大会への意気込み

吉岡さやか

船はさぞ驚いたことだろう。何十年かぶりに飼い主の声を聞いた老犬のように、耳を立て尻尾をあげて走り出したかったに違いない。数十年ぶりに、出港を告げる銅鑼の音が、鳴り響いてきたのだから。

青函連絡船八甲田丸で行われた初の青森大会は、風のない穏やかな夏空の下行われた。今は青森市のベイエリアに、観光施設メモリアルシップとして開放されているが、私はそれまで入ったことがなかった。開会直前まで、私は埠頭近くのベンチで足をブランブランさせ、空を舞うカモメと青い海に浮かぶ巨大な黄色い船体を交互に見ながら、朝の残り物弁当を一人平和に食べたのだった。

しかし思い描いていたものとはまるで違っていた。前日の予報で暴風を懸念したスタッフが、急遽、リング会場を甲板下の車両甲板スペースに移したのだった。一歩館内に足を踏み入れると眩しい夏の光は一瞬に失われ、薄暗く冷んやりとした鉄錆の匂いに変わった。リングはもう、天井桟敷の舞台のようでもあり、朗読ボクサー達が生き残りをかける非情なコロシアムとして存在していた。

そこでの死闘(詩闘?)は、その場に居た者にしかきっとわからない。言葉と声のボクシングは、その場の空気を響かせ、一人の語り手と一人一人の聴き手との間の、ほんの一瞬にしか存在しえないからだ。老若男女、叫ぶ者囁く者語る者詠む者、皆がむきだしの詩人であった。

私はただ、ゴング代わりに用意された、八甲田丸の銅鑼の音が鳴る度に、出て行きたがる詩たちを檻から出して解き放っただけだ。そして観客達が力を添えて見送ってくれたのだと思う。あの日大きく手を降って、出港する船を(その航海の無事を祈って)送り出したように。

詩もこれで、いい船出ができた。私も深く感謝します。大会にかかわった全ての皆様に。青森の海に浮かぶ、青森の山の名を持つ船に。広い海で出逢う、すごい朗読ボクサーとの次の冒険が、今は楽しみです。


吉岡選手の背後には、展示用の電車が写っています。

これは八甲田丸の車両甲板で大会を行ったからです。

ゴングは八甲田丸出港の時に鳴らされていた銅鑼。銅鑼を実際に叩いていた方がゴング担当でした。

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声と言葉 リングで応酬/「詩のボクシング」青森初開催/チャンピオンに吉岡さん
2012.07.15 東奥日報朝刊

ボクシングのリングを模した舞台で自作の詩を朗読して勝敗を競う「詩のボクシング」の青森大会が14日、青森市の青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」で初めて行われた。高校生から79歳までの男女18人は、日常生活の出来事や家族、震災などを題材に熱戦を繰り広げ、初代チャンピオンには青森市の吉岡さやかさん(37)が輝いた。

まず、「詩のボクシング」を主催する日本朗読ボクシング協会の楠かつのり代表の指導を受けながら、予選も兼ねたワークショップで16人を選出。本選では対戦者2人が、3分以内で自作詩をさまざまな表現で語り合うトーナメント方式で対戦した。

楠代表や三沢市寺山修司記念館の佐々木英明館長ら5人が、どちらの声と言葉が観客の心に響いたかを判定基準にジャッジを下した。

決勝で八戸市の大庭れいじさん(47)と対戦した吉岡さんは、その場で与えられたお題の「涙」で即興詩を披露。雪を「涙」に例えて「真っ黒な私たちは真っ白な雪を避けて舞う。それは北国の黒い雲が運ぶきれいな涙」と締めくくった。楠代表は総評で「いずれも素晴らしいファイトだった。特に吉岡さんは言葉に乗せる感覚が研ぎ澄まされていて、自分から浮遊するように世界をつくり上げていったのは見事だった」と話していた。

10月27日に横浜市で行われる全国大会の出場権を得た吉岡さんは取材に「本当は逃げ出したかったけど、優勝できてうれしい。家族に内緒で参加したので、家に帰って何て説明したらいいのやら。全国大会でも頑張りたい」と笑顔を見せていた。


by videoartist | 2012-07-15 16:30 | 2012年個人戦・団体戦全国大会

7月7日に第2回[前期]「詩のボクシング」全国大会が行われ、保泉久人選手が優勝、永沢たかし選手が準優勝となりました。

保泉選手は昨年の秋田大会チャンピオン、一方の永沢選手は、「詩のボクシング」に今回が初挑戦です。決勝戦での判定は、2対1でした。

この[前期]全国大会は、地方大会を経ることなく全国から直接応募できるところが例年10月に行っている全国大会と異なるところです。つまり、地方大会が開催されていない地域から全国大会に出場できるチャンスを与えているのが[前期]全国大会です。今回の出場者は、全国からの応募者51人の中から選出されています。

昨年の[前期]全国大会は16人。今回はその半数になる8人で行いましたが、人数が多い少ないではなく、8人で行えば8人なりの「詩のボクシング」独特の時間の流れを生み出すと改めて感じさせてくれた大会でもありました。

c0191992_62844.gif第1回[前期]全国大会の結果

そして、チャンピオンの保泉久人選手と準チャンピオンの永沢たかし選手に今年の10月27日(土)に開催される第12回全国大会への出場権を授与しましたが、出場することになれば特別枠選手として出場が優先される扱いになります。出場しない場合は、他のこれまでの大会の中から特別枠選手を選出します。

この全国大会の前に「声と言葉のボクシング」団体戦が行われ、「チームつ・く・ば」がチャンピオン、「海鮮」チームが準チャンピオンとなり、10月27日に開催される第4回「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会へ両チームが出場することになりました。

 チャンピオンの保泉久人選手c0191992_4451956.jpg



第2回[前期]全国大会を終えて

保泉久人

昨年の7月、地元秋田で行われた大会で優勝する事ができましたが、後期の全国大会の日程と私がアリーナMCを務める地元のプロバスケットボール球団のホームゲームが重なってしまい、泣く泣く出場を諦めました。

その念願の全国大会。各地のチャンピオンの他、直接応募された「詩のボクシング」の猛者達がエントリーとあって気負うところも正直ありましたが、私は文学的に才能がある訳ではありません。表現の技法も専門家の方から見たら稚拙なものです。そこで初めから決めていたのは、「自分のここまでの人生を語ろう」というものでした。沢山の出会いの中で頂いた言葉。心が解れたり、優しくなった瞬間をリングに届けて、観客の皆さんにもホンワリして頂こうと、超短編のエッセイを四本だけ書き上げました。

文章は目で読む物と耳で聞く物では異なります。私はフリーのラジオパーソナリティ。いつもマイクに向かう時に心掛けているのは、「言葉や表現がリスナーに届いているか?」と言う事。聴いて下さる方がそれぞれの心の中で様々な映像を思い浮かべて下さるよう朗読する事をこの大会でも心掛けました。それが今回の勝因に繋がったのだと思います。

僭越ですが、少し想う事を。私は幼い頃から武道やスポーツを嗜んで参りました。道場やフィールドの入退場では必ず一礼します。審判や関係者に名前を呼ばれたら「ハイ」と返事をし、試合会場で整列したら、姿勢正しく待つものだと習いました。言霊のぶつかり合いの「詩のボクシング」、一部の出場者の不遜な態度が残念でなりません。返事をしない、礼をしない、姿勢正しく座らない。また、表現は自由だとは言え、自分の言霊を込めた原稿をパフォーマンスとしてリングに投げ捨てる行為を目にしたのは驚きでした。日本語を使い、想いや感情をステージで表現し、更に、それが試合という場なら、立ち居振る舞いも考えてみては如何でしょうか?



 準チャンピオンの永沢たかし選手c0191992_452111.jpg


  両選手共に生まれは秋田県。9月15日(土)の第4回秋田大会が大いに期待されます!
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 チーム つ・く・ば 筑波大学附属小学校2年生チーム
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 海鮮・チーム 
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同日同会場で行われた第8回神奈川大会のチャンピオンの座には菊池奏子選手が就きました。

神奈川大会も前回とは異なり変則の10人で行っています。当初は8人で行う予定でしたが、予選会参加者が多かったので予選通過者を2人増やしました。

第8回「詩のボクシング」神奈川大会トーナメント表。10人でどのように試合が行われたのかがわかります。画像をクリックすると拡大されます。
    ↓
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菊池選手は「詩のボクシング」に3、4回挑戦していると言っていましたが、決勝戦で菊池選手と声を合わせた晴流奏選手は初挑戦でした。2人とも和服だったので、前衛芸術とまでは行かないまでもキッチュな美的雰囲気を作り出していました。決勝戦の判定は、こちらも2対1でした。

神奈川大会からは、菊池奏子選手が第12回全国大会へ出場します。


 菊池選手がリング中央。赤コーナーに晴流選手。c0191992_5552693.jpg



最後に行われた第2回[前期] 全国大会チャンピオンと第8回神奈川大会チャンピオンによるスペシャルマッチ1ラウンドは、第2回[前期] 全国大会チャンピオン・保泉久人選手の勝ちとなりました。この試合は、観客及びゲストジャッジ全員で判定を行いました。


全国大会への意気込み

菊池奏子

「詩のボクシング」に初めて参加してから、五年経ちました。
このたびは、全国大会に出場することができ、大変うれしく思います。
小さいころから、人の身体の細部を見るのがとても好きでした。

まつげの影のかたちや、桜貝のようにつやつやした爪や、くるみのようにかわいらしい弧を描くくるぶし……そういったものを見つけるといつも、肋骨の奥のほうをきゅっと締め付けられたような、恋にも似た甘酸っぱい気持ちになります。

わたしにとっては、人の身体がひとつの博物館のようなもので、眺めても眺めても飽きることがありません。そんな気持ちをすこしでもいいから、他の人に伝えてみたい、身体のあちらこちらの細部が描く美しい曲線をかたちに、言葉に、唇のうごきに、表してみたい……と思い、神奈川大会ではそんな詩ばかりを詠んでいました。

わたしのひとりよがりで偏狭な世界を、詩のかたちにのせて披瀝するのはほんのすこし勇気のいることでしたが、こうして全国大会に出ることができたということは、少しは伝わったのかな、とうれしく思います。

神奈川大会を一言で表すと、変奏曲、というのがぴったりだったと思います。重苦しい事実をあえて軽妙に語った落語、前へ前へと進むエネルギーに溢れたパントマイム、日常の愛すべきささやかなものごとに目をむけた詩歌、原発に対する思想を巧妙で猥雑なかたちにあらわした詩など、「詩のボクシング」ならではのバリエーションに溢れていて圧倒されました。そういった詩をきいたり、対戦したりするのは緊張しましたが、面白かったです。

[前期]全国大会チャンピオンとのスペシャルマッチでは、三十年もののシングルモルトのように濃厚で重厚な保泉久人さんの美声に酔いしれ、完敗しました。稀有な体験ができたことに、感謝しています。

全国大会でも、わたしの想像の手の届かないところにあるたくさんの変奏に出会えることを、とても楽しみに思います。


by videoartist | 2012-07-08 09:00 | 2012年個人戦・団体戦全国大会

6月23日にワークショップ型第6回「詩のボクシング」滋賀大会が行われ、ほんじょうりつこ選手がチャンピオンとなり全国大会の出場権を得ました。

今回の兵庫大会チャンピオンと滋賀大会チャンピオンは、第5回「詩のボクシング」全国大会にともに出場した選手です。あれから7年を経て二人が全国大会のリングに上がって来るのは、何かのめぐり合わせでしょうか。

ほんじょう選手のシニカルな笑いときいこ選手の過度な思い入れの笑いを表現にうまく取り入れた二人の自作朗読が全国大会をきっと盛り上げてくれることでしょう。

ご期待ください。


ほんじょうりつこ選手c0191992_6503464.jpg



全国大会への意気込み

ほんじょうりつこ

「詩のボクシング」に出会って随分経つような気がします。

初めて「詩のボクシング」を見たのは、テレビでした。たまたまチャンネルをあわせたら、何やらとてつもなく自由な空間が広がっており、かつ、誰もがそれを思い思いに楽しんでいる。

ショーゲキ的な風景でした。

それをきっかけに自分も参加するとは、テレビを見ていたあの時のわたしは想像だにしなかったでしょう。

社会人経験が長くなると、認めたくはないのですが、「あぁ~スレてきたなぁ」と思う瞬間がよくあります。オロオロドキドキすることが少なくなります。

そんな中、「詩のボクシング」に参加している時はなんとも言われぬ甘酸っぱいドキドキ感に包まれる数少ない瞬間なのです。


前回全国大会に参加させて頂いてから随分経ちます。小学生が大学生になる程随分時は経ちました。

私は相変わらずですが、ありのままの等身大の表現で、ことばを発していこうと思います。


by videoartist | 2012-06-24 10:30 | 2012年個人戦・団体戦全国大会

ワークショップ型第11回「詩のボクシング」兵庫大会が、6月17日に行われました。

個人戦ではチャンピオンにきいこ選手、団体戦ではみなみ家がチャンピオンになりました。

10月27日に横浜で開催される第12回個人戦・全国大会への出場権がきいこ選手、第4回「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会への出場権はみなみ家、それぞれに与えられました。

そして、前回の団体戦・全国大会で先輩達が準チャンピオンになった姫路工業高校演劇部のチーム「Actor Boy's」にも全国大会への出場権が与えられました。

この兵庫大会では、個人戦で準チャンピオンになったリングネーム「名前はまだなゐ」(杉田真吾)選手のような初参者だけではなく、かつてのチャンピオンの沖拓也選手や団体戦で全国大会に出場し、今回は個人で挑戦した喜田光選手などがいました。そして、宮崎県での高校生大会で活躍していた津貫志帆選手が岡山の大学に進学したのを機に参加してくれたのが嬉しかったです。

ワークショップ型の兵庫大会は、これまでの大会参加者たちが運営スタッフになって大会を底支えしてくれていました。特に見並なおこ選手は、リングやトーナメント表だけではなく、チャンピオン、準チャンピオントロフィーまでも作ってくれました。全てが手作りで、世界にひとつしかないものです。その招き猫のチャンピオントロフィーは、下の写真に写っています。

きいこ選手c0191992_18313187.jpg



全国大会への意気込み

きいこ

「詩のボクシング」大阪大会がなくなって、近県へはあちこち見学に行っていました。

兵庫大会では、昨年の第10回記念大会から近県の参加もできるようにしてくれはって、久しぶりにエントリーしました。

やっぱり「詩のボクシング」はおもしろい。見学だけもおもしろいけど、やっぱり出たらもっとおもしろい。今年も迷わずエントリーしました。

今年は、実行委員さんの手作り大会。青コーナー赤コーナーのリングや赤青うちわなど、力作ばかり。なかでも、優勝記念作品が素敵でかわいい。一気にテンションがあがりました。

ワークショップ形式で、何を読もうか。笑ってもらいたいものと、笑いは一切ないものと、どちらを読もうかギリギリまで悩んで、やはり大阪のおばちゃんは笑ろてもろてナンボ!と思いました。笑いながら聞いてくれてはるのがうれしくてうれしくて。自分の話を聞いてもらえる、私も人の詩を聞く、共有している時間の濃いこと! 

そやけど、笑いだけやったらあかんのや。今のままでは「ネタ」なんや。「ネタ」を昇華させなあかんのや。うーんうーん。全国大会まであと3ヶ月。練らねば・・・・・・

この兵庫大会の後、滋賀大会に見学に行きました。そこで、優勝されたのが、第5回全国大会で同期のほんじょうさん! おお、なんというめぐり合わせ。 

「詩のボクシング」は、ほんと、なにがおきるかわからない。

スタッフとして、観客として、朗読ボクサーとしてずうっと関わり続けている人もたくさん居てはる。いろんな人、いろんな詩に出会える全国大会を楽しみにしています。



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詩の対決、市民の手で

朝日新聞・兵庫版 2012.6.18

自作の詩を朗読し、言葉のパンチで勝敗を決める第11回「詩のボクシング」兵庫大会が17日、姫路市南駅前町の西播地域地場産業振興センターであった。昨年まで10年間、文化事業として姫路文学館で開催されてきたが、今年からは過去の出場者らでつくる兵庫大会実行委員会による自主運営になった。

リニューアルされた兵庫大会は、リングも優勝トロフィーも、委員会役員の手作り。参加費は一人千円と初めて有料の大会になったが、個人戦に16人、団体戦に2組6人が登録し、会場は聴衆を含めて約60人でいっぱいになった。

参加者の裾野を広げようと、日本朗読ボクシング協会の楠かつのり代表(横浜市)を講師に初めてワークショップも開き、詩作や朗読の実際を、模範演技をはさみながら解説した。

試合では、詩の作者が青コーナー、赤コーナーに分かれてトーナメント対決。詩の内容や肉声の表現力を聴衆が青うちわ、赤うちわで判定し、多数決で勝敗を決めていった。

個人戦の決勝は「原発」「消費税」のテーマで即興詩の勝負。大阪市平野区瓜破から参加した杼村(とち・むら)明子さん(54)が「消費税」の朗読で優勝し、全国大会出場を決めた。団体戦登録は2組だけだったが、優勝した上郡町高山の見並(み・なみ)なおこさん(36)、真優さん(11)、優花さん(7)の親子、準優勝の姫路工高2年、三浦勇也さん(16)、嶋田功輝さん(16)、綿地健志さん(16)の演劇部員3人組みが全国大会に出ることが決まった。

自主運営になったことについて、楠さんは「好きな人が楽しんで運営し、熱意がうまく広がれば、自立した新しい出発になると思う」と話していた。




家族や恋愛の思い描く 姫路で「詩のボクシング」 

神戸新聞・姫路/西播磨版 2012.6.18

リングに見立てた舞台上で自作の詩を朗読し、3分以内のパフォーマンスを競う「詩のボクシング」の兵庫大会が17日、姫路市南駅前町のじばさんびるであった。横浜で今秋開かれる全国大会への出場を目指し、県内外の約30人が日常生活や家族、恋愛などを題材にした詩を披露した。

詩のボクシングは1997年に始まり、兵庫大会は今年で11回目。

23人が出場した個人戦では「生まれた意味を探しているのです」と力強く連呼するフォークシンガー、父親への思いを優しく語る主婦らが登場。人間が呼吸する様子を即興で体現した詩もあった。

対戦は観客らが勝敗を判定。今回から出場者と観客が意見交換する時間をとり、率直な感想を述べ合った。優勝は、教師経験から中学生への愛情をコミカルに発表した大阪市の主婦杼村明子さん(54)がつかんだ。

3人1組の団体戦には2組が出場。上郡町高山の主婦見並なおこさん(36)と長女真優さん(11)、次女優花さん(7つ)でつくる「みなみ家」は家族のほほ笑ましいエピソードをつづり、姫路工業高校演劇部の「Actor Boy's」は高校生の日常をテンポのいい掛け合いで表現。笑いを誘い、それぞれ全国大会への切符を手に入れた。

「Actor~」の嶋田功輝君(16)は「日常で抱く思いを言葉に変えて、全国にも届けたい」と意気込んだ。


by videoartist | 2012-06-18 19:00 | 2012年個人戦・団体戦全国大会