日々にイメージを採取する!


by videoartist
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

カテゴリ:3D(立体)映像( 9 )


2月1日と2日に汐見台中学校での「立体映像で日常を再発見する」と題した3D映像体験ワークショップが終わりました。

生徒たちの3D映像へのテンションの高い反応が印象的でした。楽しいワークショップでした。

ワークショップ終了後に地元の中学校の美術の先生たちと意見交換をしました。

3D映像が美術教育に新たな可能性をもたらすものであることを認識してもらえたのではないでしょうか。


c0191992_1850165.jpg



c0191992_18492629.jpg


by videoartist | 2011-02-02 19:00 | 3D(立体)映像

昨日は、東京都写真美術館に行って「映像をめぐる冒険vol.3 3Dヴィジョンズ-新たな表現を求めて- 」と題した展示を見てきました。

3D写真の原理と歴史の紹介を中心にしたものでした。

3D映像については、これからいろいろな試みがなされるだろうと感じさせてくれた展示でもありました。

2月1日と2日は、 横浜美術館から依頼されて「横浜市芸術文化教育プラットフォームによる学校プログラム-3D映像の体験-」と題したワークショップを行います。

このワークショップで期待しているのは、3D映像を初めて自分で撮影するという中学生たちが、3D映像に対してどのような感覚を示してくれるかです。

彼らの瑞々しい感性が新たな世界を創造させるものになるのではないかと期待しているのです。

3D映像を体験した感想も書いてもらえるということなので、どんな感想になるのか今から楽しみです。
by videoartist | 2011-01-22 13:30 | 3D(立体)映像

美術という場で


昨日は、3D映像ワークショップの打ち合わせのために中学校を訪ねました。

美術教師の島津さんと横浜美術館の木下さんとわたしの3人で、3D映像が美術の授業にどういった教育的効果をもたらすのかなどについて話しました。

もちろん、教育的効果よりは、好奇心でもってものへの関わり方、見方が変わり、新たな美を見つけ出してもらうことができればそれでよいのですが。

盛り上がったのは、美術の歴史に触れながら3D映像が美術にどんな影響を与えるかについて想像しながら話している時でした。楽しい時間でした。

気が合うという言い方を使えば、国語的よりも美術的な考え方がわたしは合っているようです。

寺山修司さんの歌に

煙草くさき国語教師が言うときに明日という語は最もかなし

がありますが、美術教師には、

明日という語は最も何になるのでしょうか。


最近読んだ村上隆さんの『藝術闘争論』(幻冬舎)は、面白かった。脳がリフレッシュしました。彼の考え方ものの見方には、わたしと気が合うところが多々ありました。

その中で「詩のボクシング」にも通じる個所もあります。

「サッカーでもコンサートでも、これは本当に天才的なトリックプレイだと、今日は本当にすごかったという時、人間があるフォーマットの中でプレイする時に出てくる表現域が期待値を超えた時、それは芸術的な表現であると、言うことができると思います。しかし、そういった瞬間を持つものである以上、あらゆるゲームは、芸術として成り立つのかどうかという設問にはYESというしかないのではないか。つまり、あらゆるジャンルにおいて芸術というのは成り立つとぼくは思っています」

また、その本の帯には、「闘いもしないで、闘うぼくのことを嘲っていたい人は嘲っていればいい」とあります。
by videoartist | 2010-12-28 17:00 | 3D(立体)映像

新聞も3D化!?


朝日新聞が2011年1月から紙上で3D特集をスタートさせる。そのために配られているのが下の写真右側のメガネ。ついに新聞にまで3Dの時代が、ということになるのでしょうか。

もちろん、この方法での3D体験は昔からあったので目新しいことではありません。

写真では1世紀以上も歴史を遡ることになりますが、こうやって新聞で3Dが楽しめるようになるのは面白いです。

ちなみに、下の写真の左側のメガネは1994年に東京写真美術館が「映像工夫館」を併設した際に配布されたいた3Dメガネです。当時はメガネを使わないで裸眼で3Dを楽しむ方法が再燃していました。中心にいたのは、赤瀬川原平さんです。わたしも美術館で映像ワークショップを行っていましたが、当時は3D映像の可能性として考えられていたのがホログラフィでした。ホログラフィの映像は、両眼視差によるものではなく、どこから見ても立体なっている映像ですから究極的な3D映像ということになります。

c0191992_9314763.jpg


下のメガネキットは、先日横浜美術館でワークショップを行ったときに3Dの仕組みを理解してもらう時に使ったブリューゲルのバベルの塔を3Dで楽しめるものにしたもの。これは美術館で実際に売っています。

c0191992_9322520.jpg


朝日新聞の今回の試みは、活字メディアだとこの方法での3Dが限界ですが、あとは何をどう見せるのかのコンテンツ次第になるでしょう。

我が家にも3Dテレビが入り3D元年を過ごしていますが、日常生活に3D映像がこれほどまでに入り込んで来ると今後の映像表現の方法もかなり変わって来るのではないかと思っています。
by videoartist | 2010-12-20 10:00 | 3D(立体)映像

横浜美術館で3D映像ワークショップを行いました。10月30日と11月3日の2日間の予定でしたが、残念ながら10月30日が台風で中止となり、11月3日の1日だけ行うことになりました。2011年2月1日と2日は、横浜市内の汐見台中学校で生徒や先生合わせて140人を対象に3D映像ワークショップを行うことになっています。

立体映像の歴史は古く、古代ギリシャ時代からステレオス[Stereos](ステレオはこの語から派生)という概念はあったのです。当初は実体的という意味でしたが、19世紀ころから立体的という意味で使われるようになりました。その背景には、「ステレオ・スコープ」が発明され、ステレオ・カメラが大量に製造されるようになったことが挙げられます。

1860年代のヨーロッパでは、一家に多くの立体写真を持っていることがステータスになっていた時期があります。それから1世紀、1960年代まで写真の一分野として継続的に世界に広まったのです。そして、その流れを引き継ぐように、これからは一家に一台3Dテレビの時代がやって来るのかも知れません。

3D映像については、いろいろ模索した結果、撮影と編集、そして作品を上映する非常にコンパクトなシステムを構築しました。これによりどこへでも出かけて行って行う出前3D映像ワークショップができるようになったわけです。

横浜美術館でもそのシステムを使ってワークショップを行いました。参加者の皆さんは、3D映像の仕組みのみならず自分で撮った3D映像を未知の生物に触れるかのように楽しんでいました。

今年は3D元年と言われながらも、わたしがやったような形での3D映像のワークショップはまだ誰もやったことはないのではないでしょうか。

今後は実験的なものを含めて3D映像作品を創り(面白いアイディアがあるんです)、多くの人に楽しんでもらえる活動もしたいと考えています。

横浜美術館c0191992_12084.jpg


液晶シャッター(時分割方式)の3Dメガネを掛けて鑑賞c0191992_1202322.jpg


参加者に3Dカメラの使い方を指導c0191992_1203997.jpg


美術館内の立体作品を3D映像で撮っての鑑賞c0191992_1205446.jpg


[3Dデジタルカメラワークショップを受けた感想]

c0191992_62844.gif横浜美術館・ヨコビブログ(画面をスクロールさせて一番下に紹介記事)

今回3Dの知識もないまま参加をさせていただきました。3Dと聞くと最新の技術のようなイメージがあったのですが、昔からあるものだというお話があり、実際にアナログ的な3Dも見せて頂きました。

その中で、何もない紙を目の焦点を変えて見るだけで浮かび上がって見える絵がありました。なかなかコツがつかめなくて3Dに見えず、諦めかけましたが、しばらく見続けると急に今まで見えなかった絵が浮かび上がってきました。3Dを見るのに少し苦労しましたが、こういうアナログ的な体験も楽しかったです。

先生のお話の後に3Dカメラで撮影を行い、その後の試写で多くの3D映像を見たのですが、一番感じたのは、実際の世界は全て3Dなのに写真だと平面なので、3Dで写すとより現実に近い画が見れると思いました。不思議な仮想空間に迷い込んだような感じでした。

現実味が薄れて仮想現実のような感じが出てくるので、浮き出て強調される部分をうまく利用して、何枚もの写真を組み合わせて作品を作ったら楽しいだろうと感じました。

風景の中で2Dの写真では注目しないであろう手すりの部分が一番浮かび上がって見えている写真があったのですが、普段は注目しないものばかりあえて強調させて並べると、2D写真にはない世界が出来上がると思いました。

今回、高いビルの合間から覗く太陽の光を写真に収めた方がいたのですが、その画像を3Dメガネで見てみると立体に見えるだけでなく、よりまぶしく見えたのが印象に残っています。

沢山撮り続けていると、立体効果以外にも面白い現象がまた見つかるかも知れないということも発見でした。
by videoartist | 2010-12-13 08:30 | 3D(立体)映像

自作朗読の新しい展開の一つとして3D(立体)映像とのコラボレーションを行います。

かつてビデオ映像で詩集を創ったことがあり、映像を使った表現が初めてということではありませんが、3D映像によってかなり面白いことができると感じています。

c0191992_62844.gifビデオ詩集「顔」

もちろん、わたしが映像表現するのですから、映画のような大掛かりなものではなく、日々の生活の中の身近なものを使ったブリコラージュな表現になります。

10月30日(土)と11月3日(水、祝日)に横浜美術館で「日常が立体作品になる!3D(立体)写真と映像の体験」のワークショップを行います。

これは前例のないワークショップです。新しいことに興味のある方は参加してみませんか。

楠 かつのり(映像作家)

3D写真・映像にはこれまで偏光フィルター方式や液晶シャッター方式など様々な方式がありますが、このワークショップでは、よりリアルな時間分割表示方式での3D写真と動画の世界をより身近に感じてもらいます。3Dカメラを持って実際に撮影してもらい日常の風景を3Dとして見ることで新たな発見を皆で探します。再生ソフトを使って3D写真集的なものとして上映します。

日 程:10/30〔土曜〕、11/3〔水曜・祝〕【2回】
時 間:14:00-16:00
定 員:15名
参加費:2,000円
締切日:10/12

c0191992_62844.gif横浜美術館・市民のアトリエ・ワークショップ・申し込み


また、詩の連載を電子書籍として10月中旬から始める予定です。

映像や音声を交えながらiPhoneとiPadで読んでもらえるようにします。

日本語と英語でのバイリンガル詩でもあります。

友人のアメリカ現代詩を研究しており、日本の詩を翻訳して海外に紹介もしている西原克政さんに英語翻訳をしてもらっています。1回目の作品は、ウィリアム・I・エリオットさんにも英語のチェックをしてもらっています。エリオットさんは、谷川俊太郎詩集の英訳のほとんどを手掛けている人です。

この電子書籍化についても、その可能性について少しずつ紹介したいと考えています。
by videoartist | 2010-09-16 08:30 | 3D(立体)映像

3D映像を体験するワークショップは、横浜美術館で10月30日と11月3日の2日間で行う予定です。

ワークショップにはわたしの3D映像作品の上映も含まれています。

横浜市内の中学校では、2011年2月1日と2日に160人を4クラスに分けて2日間のワークショップを行うことになっています。中学生たちの反応の中に3D映像の新たな可能性も見えてくるのではないかと期待しています。

実際に3D映像の撮影できるカメラを使って身の回りのものを撮影もしてもらいます。自分の撮ったものを3D映像の大画面で見ると世界の感じ方も変わってきます。

現在、作品創りのために日々動きまわっています。
by videoartist | 2010-06-17 10:30 | 3D(立体)映像

今、3D(立体)映像作品を制作しています。

これが実に面白い。

ブリコラージュ的な表現という点においてわたしの作品作りは恐らく最先端を行っているのではないか、そう自画自賛しています。いずれ各地で作品の上映をしたいと考えています。

ちなみに、3D映像についてのワークショップを横浜美術館で行ったり、横浜市内の中学校に出向いて行うことになっています。

映画やゲームなどの3D映像とは異なり、ブリコラージュされた日常の姿に目が飛び出るほど驚くことでしょう。実験的ですが、実際に見た人たちは、もちろん目が飛び出るわけではなく映像が飛び出てくるのですが、「おーッ!」と必ずと言ってよいほど声を出して驚いていました。

3D映像作品作りでさらに忙しくなりますが、そこには狭くなった思考回路を拡張させるための秘められた可能性が数多くあるのではないかと感じています。

そして、その秘められた可能性が、新たな世界の言葉をわたしに教えてくれることでしょう。
by videoartist | 2010-06-14 17:00 | 3D(立体)映像

右目的思考、左目的思考


人が立体感を得られるのは、右目と左目で物を見る角度や距離が異なることから生じる両眼視差によると言われている。それだけではなく、両眼の輻輳角や眼球の水晶体の調節によって奥行きが、網膜像の大きさによってものの動きが分かるそうです。

最近は、ものを見るのに右目的思考と左目的思考というものがあるとすれば、それをどのように認識できるのか、そういったことを考えています。

下の2枚の画像は、右目と左目で見たものとして同時に撮ったものです。この両眼視差を上手く合成できれば立体的に見ることも可能になります。

c0191992_2149218.jpgc0191992_21493773.jpg
by videoartist | 2010-03-21 22:00 | 3D(立体)映像