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<   2010年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧


北海道の団体戦・全国大会出場チームが決まりました。

2回目となる団体戦・全国大会には小学生を含むチームの出場もありますが、北海道チームは落ちついたアラフィーの大人の雰囲気を持った表現に安定感のある実力派チームです。


チーム名「アンチ・テーゼ」

アンチ・テーゼ。人は見えないものを信じようとはしない。まして信じていないものを垣間見ることが出来ようか。

私たちは探し求める。この生命に内在する理(ことわり)を。人間が持つ本当の力を。決してあきらめず信じながら。

私たちは見つめる。この心の発露を音声にして構築された空間を。その共鳴の中に新たなる創造が芽生えることを予感して。

こんにちは!私たちは札幌に在住するアラフィー(アラウンド・フィフティ)な三人組。北の詩人、語り屋、ヒーラーで構成されたチーム!「アンチ・テーゼ」です。あるときは優しく。またあるときはかたくなに。この空間へ私たちの心を声として響かせて、できるならば観客の皆さんと共に未曾有の空間を創造し、共有できればと願い北海道から出場します。

もし、私たちが「生かされている」存在であるならば。もし、私たちが「この天地と一体」であるならば。

この大自然こそが教師であり、その魂こそが道しるべではないでしょうか。私たちの叫びの中に、雄大な北海道の景色。そして繰り返される生命の営み。そんな風景を皆さんの魂に焼きつけていただけることを心から願っています。どうぞ宜しくお願いします。


アンチ・テーゼ
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[プロフィール]※写真右から

名前:多聞
年齢:アラフィー
趣味:焚き火・野外料理。北海道の大自然をキャンピングカーで疾駆するアウトドア詩人。この世界に蔓延する愛の波動を言葉にすることをミッションとする。
【エピソード】
幼い時、家のトイレに芥川龍之介と太宰治が置いてあった。漢字が読めないので「ひらがな」だけ飛ばし読みしていた。するとどうでしょう!とっても変わった子に育ってしまった。まだ、そこから抜け出せないでいます。

名前:まっつ
年齢:アラフィー
趣味:積ん読・冷凍食品半額購入。人様のコトバを読み語るパフォーマー(略して語り屋)。スピリチュアルな能力とは全く無縁で、ひたすらフィジカルに感じる奴。
【エピソード】
そこに日本語があるだけで、声にして読みたくて仕方ない時期があった。さすがにそれじゃあただの変な人なので、今は場所を設定してもらったりしてる。皆さんのお近くにもお呼びいただきたいっす。

名前:凛々(りんりん)
年齢:アラフィー
趣味:ゴスペル・耳掃除。ほんの少しスピリチュアルな能力があるスーパーヒーラー。チームの変なおじさん二人に見込まれた悲運の過去乙女。
【エピソード】
広いおでこに浮き出た「青筋」を見ると黙っていられず、お酒の席で、たまらず人差指で堰き止めてしまう癖がある。このへんてこな「趣味」で何度も苦難に陥ったことがある。
by videoartist | 2010-07-29 09:00 | 第2回団体戦・全国大会2010

7月24日はワークショップ型秋田大会が行われました。

チャンピオンには北秋田市から初参加の鈴木マサタケ選手がなり、全国大会出場も決めました。

彼の体格と声にした言葉とがアンバランスな感でしたが、(これは結果論かもしれませんが)そのアンバランスさを逆手に取った表現にしようとしたところがよかったです。その逆手に取った表現にさらなる工夫がなされたならば全国大会での活躍も大いに期待できるでしょう。

試合では、前回のチャンピオンの斗沢テルオ選手の青森南部弁の朗読も堪能できました。彼の今回の朗読には力みが消えており、昨年の全国大会以上のできでした。

ワークショップ型では参加者一人一人の言葉そのものとその言葉を声にすることへの問題意識がよく見えます。しかし、その問題意識に対して答えを出すのではなく、その意識の仕方を変えるように指導するようにしています。

例えば、声がしっかり出ていて聴きやすいから伝わるのではなく、聴きにくい声であっても伝わるということを知ってもらい、声の出し方への意識の仕方を変えてもらうのです。

緊張して震えるようにして出される声にもその声でしか伝えられないことがあるのです。「詩のボクシング」の場では、そのことを多々教えてくれます。


 鈴木マサタケ選手c0191992_1194945.jpg


[ 闘いを終えて ] :鈴木マサタケ

ワークショップで、昨年の秋田大会でチャンピオンになった斗沢さんの「お母さん」の朗読を聞いて、「こりゃ、かないっこナイわぁ~っ!!」と思い知らされた。

声が伸びるし、情景が浮かんでくる話し方。ホールに響く圧倒的な声量。同じ土俵(リング?)に立つなんて、おこがましいくらい強烈なインパクトにチカラの差を感じた。

女性の参加者の方も、心象風景が浮かんでくる語り口と声質の良さに、完全に参りきってた。ジブンの試合以外でも耳を澄ませて、胸がイッパイになりKO寸前!?

外は雨で、センチメンタルになりやすい詩。叙情的な朗読を聞くには、もってこいの状況。なので、何故ジブンが勝ち上がってこれたのかが、不思議です。

試合から数時間経っても、まだ夢うつつ。楠さんのコメントをお聞きして、ジブンが珍種の朗読ボクサーに見られたのと、参加者のたくさんの笑顔があったことをハッキリ覚えてます。


声と言葉ぶつけ合う 大館市で「詩のボクシング」
2010.07.27 秋田魁新聞朝刊

 ボクシングのリングに見立てたステージで自作の詩を朗読して戦ワークショップ型「詩のボクシング」秋田大会が24日、大館市民文化会館で開かれ、市内外からの参加者8人が“声と言葉のバトル”を繰り広げた。市文教振興事業団主催。

 対戦はトーナメント方式で行い、2人が3分間の持ち時間で交互に詩を朗読した。どちらの声と言葉がより観客の心に届いたかを基準に、当日の聴衆全員の挙手で勝敗を決めた。日本朗読ボクシング協会の楠かつのり代表が指導した。

 ゴングを合図に順番に朗読をスタート。年配の男性は亡くなった母親に寄せる思いを方言を織り込んで情感豊かにつづった。祖母との心温まる日常会話を詩にした男性、突然スクールガードに任命されてから児童との間に起こったユーモラスな出来事を詩にして紹介した男性もいて、会場の笑いを誘った。

 決勝は手持ちの詩と、即興詩の2つで争われた。優勝した北秋田市のリングネーム「いぶりがっつ」こと鈴木正長さん(32)が、10月に東京で開かれる第10回全国大会の出場権を得た。


by videoartist | 2010-07-25 17:30 | 第10回個人戦・全国大会2010

7月17日に第5回「詩のボクシング」三重大会in鈴鹿市が行われ、その結果、徳島、兵庫、神奈川大会に続き「詩のボクシング」に初参加のくんじろう選手がチャンピオンになりました。くんじろう選手は、大阪からの参加で全国大会出場も決めました。

くんじろう選手の大阪弁での朗読には、人への哀愁が漂っていました。胸がキュンと締めつけられるような切なさの壺を心得た苦労人の朗読でもありました。

今回の三重大会は16人全員の声と言葉を存分に楽しめたよい大会でした。

観客には名古屋女子短大の学生が一団で観に来ていました。表情を見ているとかなり楽しんでいたようです。ゼミの先生が率先して連れて来たということです。ゼミでも「詩のボクシング」をやっているとのことでした。

また、会場には8月2日に宮崎県で行われる全国高総文祭みやざき2010での「詩のボクシング」高校生大会に近畿東海ブロックを代表して出場する生徒(三重県の高田高校)が来ていました。彼は、大会を観ながら、「自分のイメージしていた朗読では伝えるということにおいては駄目だ」と感じたそうです。

わたしが朗読を指導することになっているので、大会表彰式の後でいきなりリング立って朗読してもらいました。かなり緊張したでしょうが、声はしっかり出ていました。この経験を生かして宮崎でどんな朗読をしてくれるのか楽しみです。

名古屋女子短大に限らず教育現場の先生たちが、他の大会でも観に来てくれることが多くなっています。神奈川大会でも最前列に座って観戦していた2人の中学校教諭がわたしに「実はわたしたちの中学校では全校で『詩のボクシング』に取り組んでいます」と声を掛けてくれました。

自分の言葉を伝えるコミュニケーション能力が低下している(確かに今の若者たちは自分の言葉で伝える積極性あるいは能力はかなり低下しています)中で、「詩のボクシング」が再び評価されはじめているのではないかと感じています。

長年続けているとよいものは途切れることなく徐々に広がって行くものだと改めて感じています。


c0191992_21521966.jpgくんじろう選手


[ 闘いを終えて] :くんじろう

はじまりは、きりりさんからの一通のおハガキから。「鈴鹿で『詩の ボクシング』の予選会があるので参加してみませんか?」というような内容であった。まず『詩のボクシング』というタイトルに心惹かれた。

『詩のボクシング』って何なのか、「詩でボクシングなんぞ出来るんか?」と心ソソられ、本気でそんな事を実行している人たちにお会いするだけで 「値打ちもの」だと直感し、即座に参加したいと返信を差し上げたので ある。 

スコールのような豪雨の中、鈴鹿魚半楼でのワークショップが始まる。まったく要領の分からぬまま、受付を済ませる。周りを見渡せば、何と個性豊かな面々。それだけでもう、人間ウォッチング目的の私としては大満足である。

あろうことか、43名中16名の中に私も選ばれ本選へ。あとはなんじゃかんじゃと言う間もなくチャンピォンになってい た。

「詩のボクシング」を目指して、この日のために切磋琢磨してこられた参加者の皆さんは納得しがたいであろうが、東京の全国大会にこんな私が行くのである。

こうなれば、代表の座を奪われた皆さんの怨念も背中に背 負って、ひと暴れしてこよう。命までは取られぬ、山よりでっかいシシは出んのである。




リングで詩の朗読対決 鈴鹿で大会 内容や面白さを競う
2010.7.18 中日新聞朝刊

 リングに見立てた舞台上で、選手が一対一で詩を朗読し、その内容の面白さや技術を競う「詩のボクシング」みえ大会が十七日、鈴鹿市文化会館で開かれた。

 六月二十日に同市であった予選会を勝ち上がった十六人が出場。身近な体験や空想など、選手が自由な発想でつくった自慢の詩を持ち寄り、身ぶり手ぶりを交えて表現した。

 審査員は「どの選手からも強烈な個性を感じた」、「すばらしい芸術家ばかりで、判定に迷うばかり」などと講評した。

 決勝では、選手が目の前で出された題で即興詩をつくった。審査の結果、大阪のくんじろうさんが優勝。十月に東京都で開かれる全国大会出場を決めた。



「詩のボクシング」、鈴鹿で16人競う
2010.07.18 朝日新聞・名古屋地方版

 リングに見立てた舞台で自作の詩を朗読し、内容や表現力を競い合う「詩のボクシング第5回みえ大会」が17日、鈴鹿市の市文化会館で開かれた。赤と青のコーナーに分かれ、絶叫したりつぶやいたり、1人3分の持ち時間で詩に寄せる思いを表現した。

 三重、愛知、岐阜、滋賀、京都、大阪、奈良の7府県の16人が出場。トーナメント方式で競い、大阪市東住吉区の竹下勳二朗さん(60)がチャンピオンに輝いた。竹下さんは10月16日に東京で開かれる全国大会に出場する。


by videoartist | 2010-07-18 22:00 | 第10回個人戦・全国大会2010

局地的な大雨の被害が続いていますが、天気予報では梅雨明けも近いということです。

7月17日(土)の第5回三重大会in鈴鹿市は、梅雨明けの大会になるかもしれません。

天気ばかりではなく、全国大会へ向けていよいよ気持ちも熱くなってきています。

今日は、週刊誌の「サンデー毎日」が送られて来ました。その36ページに「詩のボクシング」ことが紹介されているからです。

一昨日は、品川でのシルバー大学の講義を終えてから学研パブリッシングの統括編集長と品川駅近くのコーヒーラウンジで会いました。彼は、少し太って貫禄が出ていました。

彼が久し振りに会いたいというので近況報告で終わるかと思いきや、地味な朗読世界を面白くしたいということで話が盛り上がりました。さっそく動いてみますと言ってはいたが、はてさてどうなることやら。でも、楽しみです。

ところで、今年の全国大会は10月16日ですが、これまでの個人戦の時間枠で個人戦と団体戦の両方を行うことになります。

各地の大会ではチームを募って団体朗読をやってもらっていますが、それらを聴きながら最終的に何チームにするかを考えています。

そんな中、兵庫大会に淡路島の高校から参加した渡り廊下駆け抜け隊から連絡が来ました。全国大会に行きたいということです。わたしも高校生だけのチームを1チームだけ全国大会に出場させたいと考えていたので、出場してもらってもよいかもしれないと思っていました。ということは、兵庫大会から2チーム出場ということになるのか、さてどうなるでしょうか。

来週あたりから団体戦・全国大会出場チームの発表を少しずつしたいと思っています。
by videoartist | 2010-07-15 21:30 | 「詩のボクシング」

c0191992_62844.gif第8回北海道大会の動画・道新NEWS・北海道新聞

第8回北海道鵜大会が昨日行われ二条千河(にじょう・せんか)選手がチャンピオンになり、全国大会出場も決めました。

今回の北海道大会は、朗読ボクサーの個性が際立った見応え聴き応えのある試合が続きました。観客も大いに楽しんだようでした。

終わったばかりですが、朗読ボクサーと観客の試合中、試合後の表情を見ていると来年の大会が楽しみになる確かな手応えを感じ取ることができました。

チャンピオンになった二条選手は、作品構成に演劇的手法を用い、その作品の中に秘めたポエジーを自らの声によって聴き手に感じ取れるようにうまく引き出していました。そこには声によってしか姿を現すことのない詩がありました。

10月16日に行われる第10回全国大会のリングには、12人の朗読ボクサーが上がってきますが、その6人目が昨日の北海道大会で決まったことになります。

しかも、これまで全国大会出場を決めている朗読ボクサーの年齢構成が、10代(神奈川大会代表)、20代(兵庫大会特別枠)、40代(全国大会特別枠)、50代(兵庫大会代表)、60代(徳島大会代表)となっているところに、北海道大会代表が30代ですからうまい具合に各年代を代表しているということになりました。

残り6人がどのような年代を代表するのか、そういった見方でも今後の試合は楽しめそうです。


  二条千河選手
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[ 闘いを終えて] :二条千河

勝負事は苦手です。勝つための努力は大変だし、報われなかったら悔しいし。それに勝ちに執着すると、相手の負けを期待する自分になってしまいそうで。

それなのに、なぜリングに立ったのか?たぶん、楠先生もおっしゃっていた通り、この闘いの意義が「勝ちか負けか」を超えたところにあるからだと思います。

私にとってそれは、他の選手や観戦者の皆さんと、一つの時空間を共有できること。自分の発する言葉を、その場にいるすべての人と分かち合える(分かり合える、かどうかはともかくとして)ことでした。

今回、私は「勝ち残った」のではなく、最後までその場に留まり、言葉を発することを「許された」のだと思っています。身に過ぎた栄誉、ではありますが、恐縮するばかりでも仕方がないので、そろそろ素直に感謝の気持ちを表したいと思います。

ありがとうございました!全国大会でも、許されるかぎりの時間を精一杯、楽しんできます!



湧別で「詩のボクシング」道大会 札幌の二条さん初V
2010.7.12  北海道新聞朝刊

失恋経験、自殺率の高さ…

 舞台上で自作の詩を朗読し、内容や表現力を競う「詩のボクシング」の第8回北海道大会が11日、オホーツク管内湧別町で開かれ、札幌の会社員二条千河(本名・斉藤千佳)さん(30)が初優勝した。

 町民有志でつくる良いもの見よう聞こう会主催。音声詩人の楠かつのりさんら7人が審査員を務め、予選を通過した男女16人がトーナメントで競った。

 参加者は、失恋経験やサッカーワールドカップで善戦した日本代表チーム、日本の自殺率の高さなどを題材にした詩を、身ぶり手ぶりを交えて表現し、会場を沸かせた。

 二条さんは、ワイドショーの過熱報道に対する違和感をテーマにした作品などを情感豊かに披露。10月に東京で開催される全国大会の出場権を手にした。


by videoartist | 2010-07-12 00:10 | 第10回個人戦・全国大会2010

挑戦することの大切さ


アリストテレスは「人とはポリス的動物である」という。その意味は、人はポリス(共同体)のなかで生まれ育ち、ポリスの中ではじめて「人間」としての生をまっとうできるということ。そのポリスの形態が大きく変化していますが、人がポリス的動物であることには変わりはないでしょう。

アリストテレスはそのポリスの中で、それぞれの特性、つまり個性を発揮することが、すなわちそれぞれの存在にとっての「善」であると考えました。それでは、人の個性とは何かと問えば、彼は、それは人が魂(プシューケー)を持つことだと答えるでしょう。つまりそれは、人は「魂にその特性の優秀性を発揮させる生き方」をしなければならないということであり、そこに人は最高に幸福を感じることができるということなのです。

言い換えれば、人の特性、あるいは個性とは人と人との違いです。その違いによって人を拒絶すれば、回り回って自分の個性をも見失うことになるでしょう。

だから、その違いを受け入れ認めることが大切です。

「詩のボクシング」の場では、その他者をどのように受け入れ認めることができるのかが大きな問いともなっています。

「詩のボクシング」は、朗読する側にすれば、自分の言葉を自分の声にして聴き手に伝えることを競う場です。つまり競うことによって、自分を知る場なのです。言い換えれば、他者に対面することによって、あるいは他者を通して自分を知る場なのです。

ところが、「詩のボクシング」が勝ち負けを決めていることで敬遠する人たちがいます。特に多いのが、教育現場の人たちです。同じような反応を起こす一般の人たちにもいます。しかし残念なのは、その何たるかを知ろうともしないで、やっていることの表面的なことだけを捉えて反応していることです。もちろん、そういった人ばかりではなく、全国各地の小、中、高校で、最近では大学でも「詩のボクシング」を取り入れて授業や学校行事を行っている人も数多くいることは言っておかなくてはなりません。

わたしは、自分を知ることに挑戦するのは意味のあることだと思っています。その挑戦は、たとえ失敗してもよいことなのです。失敗したとしてもそのことで自分を知ることができるからです。

その挑戦する気持ちを今の社会は萎えさせるように機能しています。そのことが、失敗することを過度に恐れるような新たな日本人気質を作り出しています。

これでは本当の意味での個性を見つけ出すことはできません。皆同じような顔をした人、あるいはマネキンのような無表情を取り繕うことのできる人になってしまうかもしれません。

それを避けるためには、まずは他者に対して、あるいは社会に対して自分の身体でもってぶつかってみるしかありません。

人には、コンプレックスもあるでしょう。そのコンプレックスは観念では乗り越えられません。ただ、コンプレックスは本来隠す必要のないものです。むしろ可能性のあるものなのです。つまり、コンプレックスを逆手にとって身体でぶつかって自らの個性を見つけだし、その個性でもって生きる術を見出して行けばよいのです。

今の日本は競争心が萎え、失敗を恐れるからグローバルな視点からすると駄目になっているという人がいます。

わたしはその考えに与するわけではありませんが、自分にどのような可能性があるのかを知るために、あえて競う中に自分を投じてみてもよいと思っています。

前回のブログで日本の将来を危惧するといった内容を書きましたが、その危惧は今日ここに書いたことも含まれています。
by videoartist | 2010-07-11 10:00

ワークショップ型「詩のボクシング」秋田大会が大館市で行われます。

大館市には昨年初めて行きましたが、太陽のにおいが北欧ノルウェーの町ベルゲンを訪れた時のものに似ていました。町にはそれぞれにおいというものがあって、わたしにとってそれはその町にある空や木々や風や光がつくりだすものです。

そのにおいは、わたしの五感をそれぞれに分けるのではなく、五感をひとつにしたように感じさせてくれます。

秋田大会は、東北六県から応募できます。3人で団体朗読をするチームも同時募集しています。

c0191992_62844.gif大館市文化会館・秋田大会のページ

 ワークショップ 7月24日(土)13:00開始 秋田大会 15:30ゴング!
 会場:大館市民文化会館中ホール

 交通・アクセス詳細
c0191992_62844.gif大館市文化会館
 参加料:無料 観戦料:500円

 応募は、住所、氏名、年齢、職業、連絡先の電話番号とメールアドレスをご記入の上、
 下記の財団法人・大館市文教振興財団まで FAXするか、メールでお申込み下さい。

 主催:財団法人 大館市文教振興財団・大館市民文化会館
 〒017-0822 秋田県大館市桜町南45-1 TEL0186(49)7066 FAX0186(49)7069
 E-mail:odate-bk@isis.ocn.ne.jp


そして現在、東京大会予選会への出場者を募集しています。全国どこからでも応募できる大会です。

この東京での全国募集の大会は今回で終わりになります。全国どこからでも参加できるということでは、東京は交通の便がよいということで行ってきましたが最後になります。

これまで多くの方に参加してもらいさまざまな声を聴くことができた充実した大会でした。名もない人たちが声を発し、その声の思いを真正面から受け止めて聴く場が消えて行くことは、人が人の声に耳を傾けることが失われて行くように感じます。このことは、やや大袈裟かもしれませんが、日本の行く末を暗示しているかのようにも感じています。

今回の最後の大会には、まだ参加されたことのない人に来ていただきたいと思っています。

 予選会 8月7日(土)13:00開始 参加料:無料
 本大会 9月24日(金) 18:45ゴング! 観戦料:無料

 会場:きゅりあん(予選会:6F会議室 本大会:小ホール)

 交通・アクセス詳細
c0191992_62844.gifきゅりあん・地図

 応募は、「東京大会応募」と明記して住所、氏名、年齢、職業、連絡先の電話番号と
 メールアドレスをご記入の上、下記まで FAXするか、メールでお申込み下さい。
 FAX.045-788-2979 mail:voice@jrba.net

 会場(きゅりあん)へのアクセス 交通・アクセス詳細

 主催:「詩のボクシング」東京大会実行委員会
 お問合せ:tel.045-788-2979 e-mail:voice@jrba.net
 共催:財団法人・品川文化振興事業団
    〒140-0011 東京都品川区東大井5-18-1
    TEL03(5479)4112


宮崎県延岡市で8月1日(金)の19:00から団体朗読のワークショップを行います。
翌日は、全国からやって来る高校生による「詩のボクシング」高校生大会が同じ延岡市で行われます。ワークショップに参加して高校生大会を観戦してみてはいかがでしょうか。

c0191992_62844.gif宮崎県延岡市・団体ワークショップ
by videoartist | 2010-07-08 10:30 | 「詩のボクシング」

今日、6回目となる神奈川大会本大会が行われ、その結果、高校生チャンピオンが誕生しました。

チャンピオンになった佐藤萌里選手は高校2年生。徳島大会、兵庫大会に続き彼女も「詩のボクシング」へ初参加でチャンピオンとなり全国大会出場を決めました。

彼女の朗読には、16歳の高校生とはとても思えない迫力があった。

表現に対して妥協を許さない強い意思が感じられ、その強い意思が声となり言葉となって聴き手を圧倒したといった感じです。

あるいは、高校生にありがちな古典的といえる詩的感受性ではなく、現在にバージョンアップされた詩的感受性で以て現実をしっかり見据えながら彼女の内的世界に立ち向う言葉を声にしていたと言えるかも知れません。

10月16日の全国大会では、彼女の堂々として真っ直ぐな朗読にきっと驚かされることでしょう。


c0191992_1995285.jpg佐藤萌里選手


[ 闘いを終えて] :佐藤萌里

担任の先生に勧められ、神奈川大会の予選に行った自分。
そこで読み上げられる、面白くて美しくて入り組んだ言葉たちは、とても衝撃的でした。

自分は予想外でぶっ飛んでいて、なおかつ仕掛けのある「びっくり箱」のような詩が好きで、予選会にもそんな詩を作って持ち込み、どうにか予選は通過できたのですが、自分と他の通過者の言葉のレベルの差は明らか…。

そして、「これが高校生とオトナの経験の差なのか…!予選会は通ったものの、この詩はもう使えない!」と思い、詩は全て新しく書こうと決意。

しかし、あの予選会で聞いたような美しい日本語がどうしても書けない自分…
こうなったら!経験は浅いが一番パワフルな「高校生」という自らの称号を逆手に取ってやる!と思い、汚くて単純なガキの言葉を、色々な「私の」作風にして詰め込む形式の詩を作り始めました。

構成を1週間考え、全ての作品が完成したのは前日。あとは自分の舞台経験に任せただけですが、大変嬉しいことに神奈川大会で優勝することができました。

自分の作品が観客やジャッジの方々を揺さ振ることができた…!

このことが何よりも嬉しかったです。

私は演劇部だったり県立劇団の舞台に立ったりという舞台経験がそれなりにあるのですが、やはり自分が空間を支配している感覚は病み付きになります…。

全国大会では、さらに満足のいく自分だけの「びっくり箱」を作り、たくさんの人を楽しませることができるように頑張ろうと思います!


「詩のボクシング」神奈川大会で佐藤さん(御殿場西高)優勝 演劇仕込みの表現力
2010.07.08 静岡新聞朝刊

 御殿場市の御殿場西高2年佐藤萌里さんが、このほど開かれた「詩のボクシング」神奈川大会で優勝し、10月16日に東京で開催される全国大会への出場を決めた。演劇の経験を生かした表現力と高校生らしい斬新な言葉選びが評価を受けた。「自分らしい詩で勝負したい」と全国で披露する作品の制作に打ち込んでいる。

 「詩のボクシング」は、リング上で2人の朗読者が自作の詩を読み、どちらが観客の心をつかんだかを競う。神奈川大会は東京を除く関東近県から出場し、佐藤さんは10代で唯一、決勝トーナメントに進んだ。

 経験豊富な他選手に対し、佐藤さんは携帯電話を片手に親友との会話を再現するなど、斬新な若者スタイルで対抗。受験勉強への疑問や、恋敵になった親友への複雑な感情を、巧みなストーリーにまとめて表現した。審査員の楠かつのり・日本朗読ボクシング協会代表は「高校生と思えない迫力」と高く評価した。

 演劇が趣味の佐藤さんは、県立劇団で出演経験もある。「自分のパフォーマンスで会場の空気が変わる瞬間が楽しい」と競技の魅力を語り、「この経験を生かして、もっといい演技をしてみたい」と夢を膨らませた。


by videoartist | 2010-07-03 21:00 | 第10回個人戦・全国大会2010

明日(7月3日)は、第6回神奈川大会本大会です。

開場:12:20 試合開始:13:00

16人による個人戦トーナメントの前に3チームによる団体朗読あり。

観戦料:1000円

本大会会場:関内ホール・小ホール  
        所在地:横浜市中区住吉町4-42-1
        電話番号:045‐662‐1221 

交通・アクセス詳細
c0191992_62844.gif関内ホール


明後日(7月4日)は、第4回山梨大会予選会が行われます。

予選会開始:13:00

まだ出場者募集中です!
参加無料

本大会は、8月8日(日)13:00ゴング!
観戦無料

会場への交通・アクセス詳細
c0191992_62844.gif都留文科大学コミュニケーションホール

主催:社団法人 都留青年会議所・「詩のボクシング」山梨大会実行委員会事務局
〒402-0051 山梨県都留市下谷4-5-8 
TEL090-4595-9215(担当:山口) FAX:0554-45-7062
E-mail:acha@ace.ocn.ne.jp


第10回「詩のボクシング」全国大会の特別枠選手として第6回全国大会チャンピオンの木村恵美選手の出場が決まった。

全国大会チャンピオンが再びリングに上がって来てもらえるというのは、勝ち負けを超えた朗読ボクサーの姿ではないでしょうか。

木村さんは、香川大会に初参加してチャンピオンになり、全国大会に出場。そして全国大会チャンピオンになっています。

第6回全国大会を終えての感想が下記ページに掲載されています。

c0191992_62844.gif木村恵美選手・闘いを終えての感想

10回目となる全国大会に大いに期待して下さい。

10月16日(土) 第10回「詩のボクシング」全国大会 12:30ゴング!
会場:日経ホール(〒100-8066東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3階 日経ホール)
 ↓
c0191992_62844.gif日経ホール
by videoartist | 2010-07-02 12:00 | 「詩のボクシング」