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7月31日(日)13:00より第3回長崎大会予選会

ふるってご参加ください。

※長崎県外の方も参加できます!当日参加もできます!

会場:長崎市立図書館

8月27日(土)は13:00より第3回長崎大会本大会

会場:浜町商店街・観光通り



8月3日(水)は神奈川県教育センターで小、中、高校の教員を対象に朗読コミュニケーションのワークショップ

※定員20人のところ40人の参加者で募集を締め切ったとのこと。


9月10日(土)は富山県で開催の文芸道場・北信越大会で団体戦ワークショップ

※文芸道場では初となる3人でチームを作ってもらい団体朗読のワークショップを行います。


9月24日は、第9回高知大会本大会

会場:かるぽーと


9月30日は富山県の高岡第一高校での学校祭で高校生「詩のボクシング」大会の指導

※高岡第一高校では二度目の学校祭での「詩のボクシング」です。


他にも東京都目黒区の社会教育会館で4回の「自分の言葉を声にすることで怒りや悩みを解消し、自分再発見する」連続講座。今回は朗読心理学を新たに構築することに挑戦します。

※長く抱え込んでいる悩みや怒りが消えます。そういったワークショップです。


朝日新聞の秋田全県版に6月25日に横浜で行われた前期・全国大会出場者・鈴木正長選手の記事が掲載されました。彼は秋田で独自の活動しています。そして研究熱心で、初参加の時よりも朗読表現力に一段と磨きがかかっていました。

詩のリングで全国4強 東北代表・北秋田の鈴木正長さん/秋田県
2011.07.28 朝日新聞/秋田

 拳の代わりに自作の詩を朗読しあって勝敗を競う「詩のボクシング」の全国大会が6月末、横浜市で開かれた。北秋田市の精肉店で働く鈴木正長さん(33)は東北代表として出場し、ベスト4に輝いた。東日本大震災を受け、自然災害と向き合う東北人の姿を方言を交えて伝えた。

 《つぶれでならねぇ つぶされでならねぇ 降り積もる屋根の雪の上で スコップを突き刺し、除夜の鐘に耳を澄ます あれは、これから始まる厳しい冬の合図だ》

 6月25日夜、横浜市の関内ホール。全国大会は準々決勝を迎えていた。リングに見立てた舞台の赤コーナーで、照明を浴びた鈴木さんが「じゅうにヒト縁」を秋田弁で披露していた。豪雪に負けず、力強く生きる秋田人をつづった詩だ。

 全国大会には、地方大会の優勝者や主催者の推薦を受けた計16人が集まっていた。役者、作家、元ひきこもり、大学生、高校生、小学生と多彩だ。持ち時間3分で自作の詩を発表しあい、審判が勝敗を決める。トーナメント方式で戦い、優勝者が決まる。

 鈴木さんは本来、婚活の失敗談や外見の劣等感を笑いに包む詩が得意だ。東北代表が集う7月の秋田大会でも「婚活モンタージュ」などを披露し、評価を得ていた。全国大会でも同じように、「自虐ネタ」で攻めるつもりだった。

  ○    ○

 考えが変わったのは大会数日前。3月11日に東北を襲った震災のことが頭を離れなかった。「地震や津波、そして豪雪。東北代表として、繰り返す自然災害に耐え続けてきた東北人の姿を伝える義務があると思った」

 この日の初戦は、秋田大会でも披露した秋田内陸線の物語「ノスタルジックトレイン」で快勝。準々決勝は震災を意識した新作で勝負した。

 《泣いでならねぇ 涙流してならねぇ 泣いだら他の人が悲しむ 辛(つら)いのはオラだけでねぇ みんなが日々、命を紡いで縫い続けているのに、心ほつれては不格好だ ボロボロの生地を継ぎはぎ 新調して正面を見た》

 大勢の観客で埋まった会場からはすすり泣きが聞こえた。7人の審判のうち、6人が鈴木さん側の色である赤い旗を上げた。

 準決勝では、同じ1977年生まれの有名人と、過疎や高齢化が深刻な商店街で店番をする自らの人生と比べた詩「77の猛者」を選んだ。歌手の安室奈美恵、氷川きよし、元サッカー選手の中田英寿らが輝いて見えるつらさをつづった作品だ。持ち味のユーモアもしっかり盛り込んだ。

 《いつしか同世代の姿を見るにつれ、焦燥感と絶望感にさいなまれていった (中略) テレビを消してラジオへ逃げ出せば 聞こえてくるのは、コブクロやアンジェラ・アキ みんなみんな77年生まれなのだ…… ひと騒動を起こした市川海老蔵は、うらやましくないけど》

 決勝進出はならなかった。だが、悔いはなかった。大会後、舞台から控室に戻る廊下で、小学生の児童ら8人からサインをねだられた。戸惑いながら、ハートマークを矢で射抜くような絵と名前を書いた。

  ○    ○

 7月27日昼、あきた結婚支援センター主催の婚活セミナーが秋田市であった。真剣なまなざしでメモを取る参加者の中に、鈴木さんの姿があった。50連敗中の婚活。「親や店の常連客が期待してるんで、しばらくはこっちに専念します」。

 茶色の布製カバーのスケジュール帳は、夏場の婚活の予定で埋まりつつある。詩のボクサーの「引退」だろうか。

 9月3日の欄だけは違う。「詩のボクシング・気仙沼」。この日だけは、震災を受けて宮城県で開かれる地方大会に参加し、戦う予定だ。

 【写真説明】

 全国大会で詩を朗読する鈴木正長さん(右)=6月25日、横浜市の関内ホール、日本朗読ボクシング協会提供


by videoartist | 2011-07-28 18:00 | 「詩のボクシング」

7月24日に長崎市立図書館で行った朗読ワークショップは、楽しいものでした。初めての方も含めて、参加者それぞれの自作朗読についての感想及び批評は的を射た鋭いものがありました。

その中で、特に印象的だったのは即興朗読。

自作品を持っていなかった二人(一人は図書館の女性スタッフ、もう一人は通りすがりに参加した女性)に即興朗読をしてもらいましたが、これが素晴らしかった。二人が日々の生活の中で身につけた言語感覚が垣間見えた瞬間でもありました。

誇張ではなく、文字で書くことを経ないで、声による即興表現の可能性を示唆していたと思います。

図書館側で映像記録していたので二人の即興の内容を書き起こしてもらいました。

こうやって文字にしてしまうと(その声を聴いているので)やはり味気ないと感じます。何かが欠落しているのです。

それは、その場で聴き手に向かって発語するという緊迫感、あるいは声の言葉で作品を生み出す瞬間の臨場感といってもよいかもしれません。

つまり、その緊迫感の中で二人の即興を味わうことがなければ、結局のところ声による即興表現のよさは分かってもらえないでしょう。


お題「猫」

長崎は猫が多い

坂道が多いように 猫も多い

長崎の猫は尻尾に特徴がある

尻尾が短い猫 長い猫 曲がった猫

長崎の猫はキャラクターになっている それくらい有名

ところが 図書館の周りでは猫は見ない

わたしの家の周りにはたくさんの猫がいるのに

図書館の周りではあまり見ない

餌がないからか 坂道がないから

ただ 猫の影を感じるときがある

お客さんが持ってくる本に 猫のにおいがする

猫のにおい ペットのにおい いろいろついている

この人がおうちでどんな猫を飼っているのかなと想像してみる

大事に飼っている猫か、たんなる野良猫なのか

図書館の人間としては あまりにおいを残さずに返してほしい

と思う



お題「眼鏡」

たしかに40を過ぎると必要になってくる

わかってはいた わかってはいたけれど 老眼鏡という言葉が嫌い

それでずっと避けていた

でもある日 何気なく手にとった友だちの老眼鏡

ものすごく見えた

負けた気がした

翌週には自分も老眼鏡を持っていた

でも使ってない

大事な書類を書くとき それは仕方ない

でも 普段使うと やっぱりまだ負けた気がする

眼鏡って 人間を試している 



「猫」に対しては、はじめしばらく考えていましたが、声に出し始めると、最後までゆったりした一定のテンポで、しかも迷いなく声を出していました。

また、「眼鏡」に対しては、声に強弱をつけたユーモラスな即興となっていました。

―と声の出し方に補足説明がありました。

当然のことながら、こうやって文字になったものを推敲することにより書き直すことはできますが、それを行った時点で、それは声ではなく文字の表現にすり替わってしまうのです。

「詩のボクシング」は、いうまでもなく声の表現の場です。
by videoartist | 2011-07-26 13:00 | ワークショップ型

昨日のブログで紹介した宮城県気仙沼市での「詩のボクシング」大会が決定しました。

被災地での大会になります。

ただし、福島原発事故処理と放射能汚染に関する報道で被災地の現状が見えなくなっています。被災地では、地震、津波、そして福島原発事故の放射能被害という三重苦、いや風評被害も加えれば四重苦の中で生活しています。

もちろん、それ以上の死と別れの苦しみを越えて生きようとしていることはいうまでもないことでしょう。


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ワークショップ型「詩のボクシング」気仙沼大会

9月3日(土)13:00~16:00

参加及び観覧その他全て無料です!

会場:気仙沼面瀬中学校ホール(宮城県気仙沼市岩月寺沢44)

※JR大船渡線で気仙沼へ、国道は仮設橋も出来上がりどの道路からでも気仙沼へ

※気仙沼市内はまだ停電中です。公共施設は壊滅状態ですが、会場の中学校は市の外れにあり避難場所として利用されています。

※参加者の皆さんを気仙沼駅から会場まで車での送迎を検討しています!


主催:ワークショップ型「詩のボクシング」気仙沼大会実行委員会


後援:株式会社三陸新報社・取締役論説委員:近藤公人

実行委員長:藤田裕喜・(有)藤田新聞店
副実行委員長:千田 基嗣・気仙沼市本吉図書館・気仙沼演劇塾うを座
実行委員:大森卓治・そば茶屋 くう兵衛
実行委員:日野修・ 紙芝居屋ももたろう

気仙沼大会については、下記の日野さんの連絡先にお問い合わせください。

参加及び観覧その他全て無料です!

022-244-5669 FAX兼用
e-mail :kamisibaiya55hino@white.plala.or.jp

これまで日本朗読ボクシング協会に寄せていただいた義援金をこの気仙沼大会に役立たせます。

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被災地で「詩のボクシング」を通して人の声と言葉を聴くことができます。

これほど嬉しいことはありません。

そして気仙沼大会でも第11回全国大会出場者が決まります。

10月22日は気仙沼の声を全国大会のリングで聴くことができます。


日野さんからの知らせによると被災地は未だに惨状の中にあります。

  気仙沼・大島
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気仙沼の街並み見るだけで涙、涙です。

気仙沼大島の写真です。青空が早くと思ってます。

日野修
by videoartist | 2011-07-22 22:00 | 「詩のボクシング」

気仙沼からの知らせ


気仙沼市で発刊されている新聞に気仙沼新報があります。その7月14日に掲載された記事が仙台市の日野修さんから送られてきました。


街談巷説「琴瑟相和」

数日前、NHKラジオで音声詩人・映像作家、日本朗読ボクシング協会代表の楠かつのりさんが、東日本大震災のことを話していた。話が進むうちに気仙沼市階上出身の日野修さんの話が出てきた。

日野さんは「詩のボクシング」宮城大会で2度チャンピオンになり、全国大会に出場した経験を持つ。その時の様子を録音された放送で初めて聞いた。

ずうずう弁で独特のイントネーション。朗読する日野さんの声に50年近く前の"日野少年"とともに、数多くの光景や思い出が走馬灯のようによみがって妙に懐かしかった。

楠さんは、東日本大震災の直後に日野さんと連絡を取り、被災地の様子を把握していた。日野さんからは、気仙沼の実家は大丈夫だったが、親戚や友人が津波で流されたと緊迫した声で報告があった。

その声と共にテレビが映し出す光景は悲惨で、「詩のボクシング」に出場した人たちの顔が次々に浮かび安否情報の交換となる。宮城大会の常連出場者であった参議院議員の熊谷大さんも、そのひとりだという。

日野さんは、現在、紙芝居「ももたろう」の代表も務めており、仕事のかたわら幼稚園、児童館、デイサービス、企業イベントなどで大型紙芝居や創作紙芝居などを公演している。

全国大会に出場した日野さんの作品は、「めんこいおらいのおがたっこ」。独自の言い回しに思わず吹き出してしまったが、同年代には心当たりがあると思うので紹介したい。「おがだっこ」は「女房」のこと。


として作品を全文引用しています。

この記事は三陸新報に勤めていた日野さんの小学校の先輩、近藤公人さんが執筆したとのこと。そして日野さんは、「気仙沼で『詩のボクシング』ができたら最高ですね」と添えてくれていました。

わたしは先日の秋田大会の後、青森市で一泊し、翌日仙台市に寄った。

そして現地の人に津波被害の大きかった仙台空港から荒浜地区、塩釜港、多賀城市内の七ヶ浜を案内してもらった。

至る所に瓦礫や車などが積み上げられ、瓦礫の撤去が進んだとはいえ、その傷跡は生々しい。

荒浜地区は、津波の被害があってすぐに200から300の遺体があると報道されていたところですが、案内してくれた彼が、ここは瓦礫や泥の中に手や足が突出していたと説明してくれたとき、目の前には見えていない惨状がはっきりと見えたように感じられました。

その見えたものとは、連日報道されていたニュースでも新聞や雑誌などに掲載された写真でも見ることのなかった光景で、それは紛れもなく彼の声と言葉によってわたしの心に映し出されたものでした。

多種多様なメディアが発達した現在において、このように声でしか伝えられないものがあるのだと改めて感じていました。

日野さんが言ってくれているように、気仙沼で「詩のボクシング」ができたらいいと思っています。

人は内なる思いを声として発し、それらの声を聴くことによって元気になることがあるからです。
by videoartist | 2011-07-21 09:00 | 「詩のボクシング」

7月17日に行われた第3回ワークショップ型秋田大会のチャンピオンに秋田市の保泉久人選手がなりました。

保泉選手は、初参加でチャンピオンになっています。地元の放送局でスポーツの実況もやっているとのこと。しかも、ボクシングを実際にやっていたとのこと。

ただし、第11回全国大会への出場は保泉選手と準決勝で声を合わせた畠山智子選手になりました。

保泉選手には、来年開催される選抜「詩のボクシング」全国大会への出場権が与えられました。

今回のワークショップでは、3人1組となって団体朗読表現をしてもらうことにしました。皆さん初めて会う人たちでしたが、すぐに打ち解け、それぞれに工夫して楽しく団体表現をしていました。ワークショップでは、3人一組なって朗読表現を考えもらったことが、個人戦での表現にも良い影響を与えていたと思います。


大館市で「詩のボクシング」秋田大会 自作朗読、言葉の力競う
2011.07.19 秋田魁新報朝刊

第3回「詩のボクシング」秋田大会が17日、大館市民文化会館で開かれ、市内外から参加した16人が相互に自作の詩を朗読しながら「声と言葉のスポーツ」を繰り広げた。市文教振興事業団主催。

地元高校生を含む男女8人ずつが参加した。ロープを張ってボクシングのリングに見立てたステージ上で、2人一組となって自作の詩を順に朗読。3分の制限時間内にどちらの声と言葉がより心に響いたかを基準に、聴衆の挙手で判定を下し、勝ち抜き方式で優勝を争った。

参加者からは、亡き父にささげる哀歌や母親に寄せる思い、東日本大震災で住民に避難を呼び掛けながら津波で亡くなった南三陸町役場の女性職員への追悼歌など、さまざまな思いが詩となって紡ぎ出された。

即興詩を競った決勝を制して優勝したのは、初出場の自営業保泉久人さん(47)=秋田市。10月22日に東京で開かれる全国大会に出場する。

講評で、映像作家の楠かつのり日本朗読ボクシング協会代表は「短い詩がいくつかあった。紙の詩なら短くてもいいが、声の詩はその人を感じるまで時間がかかる。制限時間ぎりぎりまで格闘してほしい」と述べた。



  畠山智子
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畠山智子

遊び心が大好きな私。

自分の人生をどうやって楽しもうか。何に一生懸命になろうかと、常に新しい何かを求めてきたような気がする。

忙しい毎日は、充実して心の士気を高める。新しい何かは、緊張と達成感を与えられる。

私には三人の子どもがいる。三人の一番の応援団長として張り切ってきた私だが、末っ子が四月から大学生になり、いよいよもって旗振って、引っ張る元気の素がなくなった。合格切符を手にしたとたん、私のやる気、元気がしぼんだ。

改めて、自分探しをしていた時、出会った!!!

「詩のボクシング」・・・下手ながらもペンを持つのは好きで、人とおしゃべりするのも、マイクの前に立つのも好きな私にぴったりじゃないか。おもしろそう!!くいついた。

全国大会!やる気は、どんどん膨らんでいる。



保泉久人

80年代の映画「カクテル」の中で、トム・クルーズが酒場で即興詩を披露するシーンがあります。

当時24歳だった僕は、「大勢の人前で詩を披露する事はなんてセクシーなんだろう」と感動し、以来「いつか自分もあんなステージに立ちたい」と願ってきました。

その願いを叶える事が出来たのがこの度の大会です。しかし会場の空気は厳粛で、僕は人前で喋り慣れている筈なのに、緊張して早口になる自分を制御するのに精一杯でした。

秋田は自己主張する事に対して少し臆病な県です。恥ずかしさの前に主張する事を妬んだり、穿ったり、そんな中で平然と自己主張するとストレンジな人に思われたりします。文化的な背景もあり、僕を含めて出場者の表現はおとなしく、幼かったと思います。

しかし、それだけ伸びしろは沢山あるという事です。今後、この大会を通して地域社会と積極的にコミットしていく秋田のトム・クルーズが沢山増える事を願っています。



 保泉久人c0191992_1433873.jpg


 3人1組となって発表する団体朗読を考えている
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by videoartist | 2011-07-19 15:00 | 個人戦及び団体戦・全国大会2011

第9回北海道大会について地元の新聞記事に紹介された内容です。


<みずなら>いとしい平凡な日常
2011.07.13 北海道新聞朝刊

7月に釧路から遠軽に赴任後、湧別町で開催された「詩のボクシング」北海道大会を取材する機会があり、優勝した浦田俊哉さんが決勝戦で詠んだ詩が印象に残った。

浦田さんは「自分の運命を知らされたくない」と、テレビ番組の占いが嫌いだったと明かした。しかし、東日本大震災の発生でテレビ局の態勢が一変。占いも見られなくなり、「ちっぽけなことで一喜一憂できる平凡な日常の大切さを知った」とまとめた。

社会学者の宮台真司氏は、オウム真理教の地下鉄サリン事件直後に刊行した「終わりなき日常を生きろ」で、ハルマゲドンが起きることはなく、「ただ『終わりなき日常』が続くだけだ」とした。

しかし、浦田さんが語ったように、震災は「終わりなき日常」を押し流した。私の実家がある千葉県北西部では、放射線量が高いホットスポットがあり、両親や友人は不安を抱えて生活している。

退屈な毎日も、どれだけ幸せだったか-。「終わりなき日常」が戻ることを願う。


by videoartist | 2011-07-14 09:30 | 「詩のボクシング」

7月9日に第9回高知大会予選会が行われました。前回のブログで観客全員参加の大会に期待をとしていましたが、16人が9月24日の本大会に出場することになり、観客全員参加のトーナメントは10月22日の第11回全国大会で実施することにしました。

1年を置いての高知大会予選会は、「詩のボクシング」ならではの様々な声と言葉を楽しむことができました。予選を通過した16人は、新たな高知大会を予感させる朗読ボクサーたちです。

本大会の日には、個人戦の前に高知大会でも初となる「声と言葉のボクシング」団体戦も4チームでトーナメントを行います。この団体表現の幅の広さを感じさせてくれ本大会にリングに立つ4チームは、地方大会における「団体朗読」の金字塔を打ち立てることになるでしょう。大いに期待してください。


7月17日は第4回秋田大会です。

 第2回ワークショップ型「詩のボクシング」秋田大会in大館参加者募集中!
 「声と言葉のボクシング」団体戦出場チームも同時募集中!

c0191992_62844.gif秋田大会のページ

 7月17日(日)第3回ワークショップ型「詩のボクシング」秋田大会

 応募できる地域:秋田県、青森県、山形県、岩手県、宮城県、福島県の県内在住者

 会場:大館市民文化会館中ホール
 ワークショップ参加料:無料 
 観戦料:500円

 応募は、住所、氏名、年齢、職業、連絡先の電話番号とメールアドレスをご記入の上、
 下記の財団法人・大館市文教振興財団まで FAXするか、メールでお申込み下さい。

 会場:大館市民文化会館 
 交通・アクセス詳細
 大館市民文化会館へのアクセス

 主催:財団法人 大館市文教振興財団・大館市民文化会館
 〒017-0822 秋田県大館市桜町南45-1 TEL0186(49)7066 FAX0186(49)7069
 E-mail:odate-bk@isis.ocn.ne.jp



「詩のボクシング」県大会、17日に大館市で開催
2011.07.08 秋田魁新報朝刊

「詩のボクシング」第3回県大会が、17日午後3時半から大館市民文化会館で開かれる。競技への理解を深めてもらうため、対戦に先立ち午後1時から初心者向け体験会を開く。

「詩のボクシング」の創始者で日本朗読ボクシング協会代表の楠かつのりさん(映像作家)が指導、引き続き県大会に立ち会う。

「詩のボクシング」は、リングに上がった「朗読ボクサー」2人が、それぞれ詩や短編小説、短歌、日記、ラップなどの自作品を朗読し、思いがどれほど観客に伝わるか競い合う。審査員や観客が対戦ごとに勝敗を判定、トーナメント方式で優勝者を決定する。

1999年にルールが確定して以後、全国大会の予選を兼ねた地方大会が各地で開かれるようになった。本県では大館市民文化会館が事務局となって一昨年から県大会を開催。同会館主任の山内知生さんは「演劇や読み聞かせをやっている人、高校の文芸部員たちにも積極的に参加してほしい」と呼び掛けている。

県大会優勝者には、第11回全国大会(10月、東京)への出場権と往復旅行券が与えられる。県大会、体験会とも対象は東北在住の15歳以上。参加無料。自作品を2編以上持参する。申し込みは今月16日まで大館市民文化会館TEL0186・49・7066


by videoartist | 2011-07-12 09:00 | 「詩のボクシング」

明日(7月9日)は、第9回高知大会予選会が行われます。今回は予選会参加者人数が少なくてもよいように本大会のトーナメントを考えています。といっても、これは10月22日の第11回全国大会で採用するものですが。いち早く高知大会で体験できます。観客の全員参加が可能となった「詩のボクシング」です。楽しみにしていてください。

 予選会:7月9日(土)午後1:00開始 高知市文化プラザ かるぽーと 小ホール

 主催者:「詩のボクシング」高知大会実行委員会/高知市文化振興事業団(共同主催)

 お申し込み・お問合せ先
 〒780-8529 高知市九反田2-1
 高知市文化振興事業団「詩のボクシング」係
 TEL.088-883-5071 FAX088-883-5069
 メールアドレス:shiboku@kfca.jp
 高知市文化プラザ かるぽーとHP:http://www.bunkaplaza.or.jp/

6月25日に行われた[前期]全国大会では、二人の小学生朗読ボクサーがリングに立った。一人は1回戦まで、もう一人は3回戦まで進んだ。

小学生を入れて行う一般参加のトーナメントは初めてだった。それは無理があるかもしれないと危惧したが、それはまったくの杞憂に終わった。

杞憂に終わることができたのは、今回だけかもしれないが、年齢制限を設けないトーナメントを継続的に行ってもよいと考えている。言うまでもなく、1回やって良し悪しが判明するものではないからだ。

小学生の言葉つがいは大人にも刺激になり、大人の言葉づかいは小学生にも刺激になっているはず。互いにそれぞれの年齢になることはできないが、いやむしろそれ故に刺激になるのだろう。観客席にいるよりもリングに立つことによって、彼らはそのことを痛感したのではないかと思う。

二人が成長した時、このリングの経験がどのような形となって実を結ぶことになるのか、可能であればその実を見てみたいと思う。

朗読ボクサーがリングに立つことで得られるものは、集中力が増し、五感が研ぎ澄まされた結果、普段の生活の中では体験できないことが体験できるからだ。このことが「詩のボクシング」の一つの魅力ともなっている。


 佐々山啓太郎(東京学芸大学附属世田谷小学校3年生)
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 小野緋万里(筑波大学附属小学校4年生)
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by videoartist | 2011-07-08 16:00 | 「詩のボクシング」

第9回北海道大会本大会が7月3日に開催されました。初参加者が半数を占めた大会でしたが、過去2回チャンピオンになっている中学校教諭の浦田俊哉選手が3回目の王座に就きました。

初参加の選手たちは本大会のリングを経験したことで大きく成長し、来年もリングに上がってくれるのではないでしょうか。楽しみです。

「声と言葉のボクシング」団体戦では、千歳高校放送局(品田冴、米谷夏菜、長野耀聖)が全国大会への出場を決めました。

ちなみに、千歳高校放送局は、今年のNHK杯全国高校放送コンテスト北海道大会において第1位(北海道大会総合優勝)だったとのこと。

また、出場した3年生の3選手もそれぞれに、

品田 冴 朗読部門 第1位 全国大会進出
米谷夏菜 創作ラジオドラマ部門 第1位 全国大会進出
長野耀聖 ラジオドキュメント部門 入賞 全国大会進出

という成績だった。来年は後輩たちが北海道大会に挑戦するとのことです。これも楽しみです。

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浦田俊哉

「詩のボクシング」北海道大会に関わられた全ての皆様に感謝申し上げます。いつも、とても楽しく充実した時間を過ごさせてもらっています。

過去2回(第6回、第7回)の全国大会に出場させていただきました。あれから4年、変わったことと言うと、我ながらとてもかわいい娘が生まれてしわが増えたことでしょうか。あ、もう一つ、気がつくと40代に突入していました。そんなこんなで公私共に背負うものが増えたような気がします。そんな中、毎年挑戦している「詩のボクシング」。いつの間にか北海道大会では一番古い人間になりました。

よく、「詩のボクシング」の魅力は?と問われることがあります。私の答えは、「いろいろな人の、いろいろな、それも真剣な言葉が聞けるから。そして、自分の声も出せるから。」

言葉の力を改めて述べるつもりはありませんが、それを再認識できるのがこの場だと思います。皆さんの練られた言葉、真剣な言葉にはいつも、痛いくらいのたくさんの刺激を受けます。さらに、自分もその中で声をあげるために、言葉を研いでいきます。この言葉を研ぐ作業は、がっちりと自分と向き合わねばなりません。

自分の薄っぺらさに気づかされてへこむときが多いのですが、逆に意外なことを考えていた自分なんかを感じることができたりします。自分再発見とでも言えばいいでしょうか。そんなこんなでいつも全てを肥やしにさせてもらっています。私にとって成長のために必要な、栄養源みたいなものです。四十を過ぎて成長とは似つかわしくない言葉ですが、人並みではないのでまだまだ成長しなければいけないのです。

幸運にも今回、再度北海道代表として全国大会に出場させていただくことになりました。あのリングにまた立てる、声が聞けると思っただけでゾクゾクします。今年も北海道大会では、皆さんのたくさんの言葉の力をもらいました。加えて、全国大会に向けて自分の言葉に磨きをかけて、精一杯自分を表現しようと思います。頑張ります。


  千歳高校放送局
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品田 冴

こんにちは。北海道の千歳高等学校放送局から来ました品田冴です。まさか初出場で全国大会まで進出できるとは思っていませんでした(笑)
でも、やるからには全力でやりたいと思いマス!
放送の大会でも詩の大会でも全国一位を目指して頑張ります!よろしくお願いします。

長野耀聖

応募したときは軽い気持ちでした。
部活の朗読とあまり変わらないものだと思っていました。
しかし、地区大会・全道大会と詩を聴くにつれて、様々な刺激を受け、自分ももっと色々なことをやってみたいと思えてきました。
偶然出ることになった大会ですが、やるからには「本気」で挑みます。
「本気」で精一杯楽しみます!!

米谷夏菜

皆さんこんにちは、千歳高校放送局の米谷夏菜です。私は全道大会で代打として初めて参加しました!!緊張でドキドキしましたがとても楽しく詩を朗読でき、さらには優勝することができて嬉しかったです。全国大会ではまた3人で楽しく、私達らしい朗読をして一位を目指したいです。頑張ります!!



  千歳高校放送局の団体朗読
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by videoartist | 2011-07-05 20:00 | 個人戦及び団体戦・全国大会2011

6月25日に第7回神奈川大会が開催され、新たなチャンピオンが誕生しました。

高校の国語教師をしている土屋貴央選手です。実は同日開催された[前期]全国大会のチャンピオン・佐藤萌里選手の高校で教えています。

3月11日の大震災後に「東日本大震災への義援金を今日振り込ませていただきました。学生時代の6年間を宮城県で過ごした身として、お世話になった地域の方々のお役に立てていただけると幸いです」と連絡ももらっています。

東北大学の被災状況も大きかったようです。

義援金は、復興「詩のボクシング」宮城大会に役立てたいと考えています。



土屋貴央

神奈川大会を終えて

神奈川大会の運営にあたられたスタッフの皆さん、選手の皆さん、観客として会場にお出で下さった皆さん、ありがとうございました。

勤務校で「詩のボクシング」の校内大会を行うようになって6年。生徒にはやらせるが自分はやらないというのは性分に合わないため、ほぼ毎年、神奈川大会に挑戦し、予選落ちを繰り返してきました。

予選落ちの間は、「高校の、あるいは国語の教員」としての感性にこだわって作品をつくりたいという思いが強くありました。といっても「まじめなもの」をつくりたいという意味ではありません。教員としての日常から感じ取ったものを作品の中心に据えたいという思いです。

ところが今年は突然、ラジオや雑誌への投稿を繰り返した10代後半のころのセンスに戻って作品をつくりたくなりました。

どうして急に20年以上も前の発想法をしたくなったのかは自分でもわかりません。でも、作品を書いていてとっても楽しかったなぁ。こんな楽しい気分でものを書いたのも20年ぶりだったかも知れません。

神奈川大会では、どの対戦も相手の方の朗読が素晴らしく、「負けたかな」と思いながら判定の札が挙がるのを見ていましたので、優勝の実感はあまりありません。しかし、4回も朗読の機会がもらえたこと、さらには全国大会でも朗読できることになったことを、たいへん感謝しています。

全国大会では、1回でも多く朗読の機会が得られるよう頑張ります。また同時に、他の出場者の朗読を間近で聞けることを楽しみにしています。



土屋貴央
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「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会には公文国際学園中・高等部のメディアミックスクラブで結成したMMCが出場することになりました。


チーム名:MMC

(高等部1年 鈴木もも)
予選に行った時は、私達が全国大会へ行くなんて想像もしませんでした。でも、全国という大きな場で声を届けることが出来ると思うとわくわくします。団体戦は個人のとはまた違う魅力があるので、また3人で朗読出来るのも嬉しいです。今までよりもっと心の奥深くまで私達の声が伝わるように頑張ります。見ていて下さい。

(中等部2年 原尾勇貴)
先輩方のご指導で、神奈川県大会・団体戦で優勝でき、本当に嬉しかったです。10月の全国大会では、もう少し朗読力を高め、聞く人の心に残るような詩を読みたいと思います。

(高等部1年 志村花梨)
全国大会への切符を与えていただきありがとうございます。一緒に出場する子達の嬉しそうにしているのを見ることができて幸せだな、と思ってます。私は技術面で特出した部分はなく、今回の全国大会行きも2人に引っ張りあげてもらった故、せめてそれぞれの魅力を最大限に引き出せるよう精一杯準備していきます。待っていてください。


MMC
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by videoartist | 2011-07-04 18:30 | 個人戦及び団体戦・全国大会2011