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伝説となるものは、見逃しがちです!

10月22日の全国大会のチケットは、まだ売り切れておりません!

よく、「もう売り切れましたか?」、と問い合わせがあるのですが、まただま余裕があります。

10月17日(月)が前売チケットの購入期限となっています。お得な個人戦・団体戦セット券も10月17日(月)まで。

その日を過ぎると当日券の購入となります。
早めに購入してください。

今回の全国大会は「詩のボクシング」15年の歴史が凝縮されたものになります。プロも同じリングに立つ前代未聞の全国大会でもあります。

9月24日に行われた高知大会の個人戦・チャンピオンの小川ゆとり選手と団体戦代表になった昭和歌謡曲チームによって、そのことがより確かなものになりました。

これで個人戦・全国大会への出場選手は揃いましたが、年に1度しかない全国大会、自作朗読の可能性の地平を切り開いてきた場に今一度足を運んでもらえればと思います。


9月10日に富山県で行われた文芸道場・北信越[福井・石川・富山・長野・新潟]ブロック大会での「詩のボクシング」について。

「富山県高文連文芸専門部の会議があり、北信越大会において『詩のボクシング』が大成功であった」との連絡がりました。

来年、富山県で開催される全国高総文祭とやま2012 での「詩のボクシング」高校生大会が楽しみです。そこでは、個人戦と団体戦の両方を行います。

「詩のボクシング」は、教育現場では生徒児童のコミュニケーション能力を高めるのに有効だといわれますが、もうひとつ有効なものがあるのです。

それは、考える力を培うことです。「詩のボクシング」では、トーナメントをジャッジの判定によって進めるので、当然のことながら一つひとつの試合で勝敗がきまります。

しかし、その勝敗については、答えのように見えても答えでは決してないのです。つまり、聴き手の心内でどちらの声と言葉が届いたかを判定するしかない。その意味では、会場での判定結果とは、どちらの声と言葉がより聴き手の心に届いたかの目安でしかないのです。

答えがないがゆえに、考えるしかない。「詩のボクシング」に関わった人たちは、ジャッジ判定のみならず朗読ボクサーは表現したこと、聴き手はされたことにについて考えることを(今でも)続けているのではないでしょうか。

安易に否定したり肯定したりするのではなく、考え続けてもらうこと、そこに「詩のボクシング」の存在価値もあるように思います。

もちろん、それも「詩のボクシング」を聴き手が身体全身で楽しんでこそのことです。


第9回「詩のボクシング」高知大会のチャンピオン誕生!

今回の高知大会は、会場が一つになってバラエティに富んだ声と言葉の行方を追う展開になりました。

また、今回の高知大会では、朗読ボクサーたちのパワフルな声と言葉の表現を誰一人例外なく楽しめたと思います。

結果、個人戦・全国大会には小川ゆとり選手、団体戦・全国大会には昭和歌謡曲チームに決定!

彼らの精神のリミッターを外した過激ではあるが、優しくもある表現を観客は満面の笑みで受け入れていました。

彼らの表現は、聴き手に幸福感を味あわせてくれたのです。

全国大会のリングでも、そのパワーを炸裂させてくれるでしょう。

  小川ゆとり
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小川ゆとり

いいんですか…?
本当にいいんですか…?私でいいんですか…?

…いいんですね?

第9回「詩のボクシング」高知大会決勝戦、スポットライトに照らされたリングの上で、ジャッジが出た瞬間「私はもしか「して騙されているのではないか」と思いました。それぐらい自分が優勝できたことが信じられませんでした。

大会終了後に審査員の皆さんや会場に来てくださった観客の皆さん、同じリングで手合わせした選手の皆さんを始め、たくさんの方が「おめでとう、怖かったよ」と誉めてくださってやっと、罠でもドッキリでもなかったことに確信が持てました。ありがとうございます!ありがとうございます…!!夢のようです。

悲しいこと、つらいこと、理不尽なこと、せつないこと、怖いこと。たくさんありますよね。
それらは考えれば考えるほど湧水のように流れ出てきて、逃げ出したくなります。

でも、うじむしだっていつか立派なハエになって大空を飛べます。
高知大会では、そんな気持ちを皆さんに伝えたくて言葉にしました。

高知大会のチャンピオンになれたこと、高知県代表として背中を押していただけたことがうれしくてうれしくて、わくわくとプレッシャーとが混ざり合って爆発しそうです。でもせっかくなので全国大会のリングで爆発しようと思います。

あの…本当にいいんですね…?
ありがとうございます!




  昭和歌謡曲
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昭和歌謡曲

下尾仁

楽しい人にいっぱい出会うべく高知から12時間バスにゆられお江戸に行きます。

どんな出会いがあるかウキウキ~


田村ちか

高知大会、とても楽しかったです♪
   
本番ももちろんですが、私たち昭和の歌謡曲は団体ということで、何度も集まって夜中まで練習したり・・・が、部活のようで輝いた日々でした。笑

「詩のボクシング」に参加しなければ、こんなにも物事について深く考えたり、そうそうしない日常です。
  
ノートに書いては捨て、捨てては書いて・・・の繰り返しで、一つにまとまった文章ができた時は、創作の喜びなんですねー☆くせになりそうです!
  
先日、仕事の面接前に小論文を書く機会があったんですが、「詩のボクシング」で鍛えた成果か、何倍もの倍率をしのぎ見事合格!してしまいましたーこれもひとえに「詩のボクシング」さま様・・・やってよかった!と思いました♪
  
誘ってくれた下尾詩人、ノリノリリーダーユリカちゃん、運営の皆様に感謝です。

何でもやらないよりは、やった方が得をする人生やった者が笑う☆・・・これ、次のテーマに使えるかもー笑
  
ではでは、また東京でお会いしませう!


嶋崎ユリカ

「詩のボクシング」高知大会、出場するのも初めて、観るのも初めてでした。

でも、とても楽しかったです!
会場のみなさんに笑っていただけるって、幸せなことだと思います。

選手の方々のパフォーマンスにも大笑い。元気づけられたり、恐怖を感じたり…(笑) その表現力に感動しました。

高知代表に選んでいただいて、ありがとうこざいます!
一生に一度、できるかできないかの貴重な経験をさせていただけること、本当に感謝しています。

全国大会でも、南国高知のパワーをお伝えできればと思います。
よろしくお願いします(^-^)




朗読ボクサー対決 16人、自作の詩を披露/高知
2011.9.25毎日新聞

制限時間3分です「ファイト!」-来月東京で全国大会

リングに見立てたステージ上で「朗読ボクサー」が自作の詩を披露する「詩のボクシング」高知大会が24日、高知市九反田の市文化プラザかるぽーとであった。出場した16人はユニークな詩を思い思いに読み上げ、約100人の観戦者を楽しませた。

「詩のボクシング」は1対1の対戦形式で行われ、それぞれが自作の詩を朗読した後、審査員が青か赤の札を上げて勝敗を決める。レフェリーの「ファイト!」というかけ声とともに、16人が日常のエピソードを面白おかしくつづった詩などを読み上げた。

中には3分という制限時間にもかかわらず、「12分の長編大作です」と読み始め、レフェリーに止められる参加者も。必死に最後まで読もうとする姿に会場から笑いがわき起こった。

高知大会は02年から始まり、今回で9回目。16人のうち、代表者1人が10月に東京で開かれる全国大会に出場する。



「詩のボクシング」 小川さんら優勝 高知大会=高知
2011.9.25 読売新聞

ボクシングのリングに見立てたステージで、自作の詩を朗読して競う第9回「詩のボクシング」高知大会が24日、高知市九反田の市文化プラザかるぽーとで開かれた。

個人戦に16人、新設された3人1組の団体戦に4チームが出場し、“言葉のパンチ”で激しく応酬した。

出場者らでつくる実行委員会と市文化振興事業団が主催。昨年は資金難で実施が見送られたため、大会は2年ぶり。

団体戦の優勝は、現代詩創作グループ「カイノナマエ」(高知市)。東京電力福島第一原発事故を題材に、「放射能はことごとく人と人とを引き離す」などと輪唱のように訴えた。

東日本大震災で被災した福島県矢祭町から、四万十町に移住したメンバーの芳賀徹さん(41)は「被災者の心の叫びを詩にした。放射能の恐怖を感じてほしい」と話していた。

個人戦は、16~53歳の選手が対戦。住人に追われるゴキブリの視点で作った詩を、真に迫った朗読で披露した高知市中須賀町、アルバイト小川久美子さん(23)が初優勝した。

審査の結果、小川さんと団体の「昭和歌謡曲」(同)が10月22日に東京で開かれる全国大会に出場することが決まった。


by videoartist | 2011-09-26 16:00 | 個人戦及び団体戦・全国大会2011

10月22日(土)の全国大会まで1カ月になりました。

被災地の気仙沼から、台風による大雨で緊張感の高まった奈良からも観戦にやってきてくれます。

この厳しい折に嬉しいです。

日本は自然災害の多い国であったと改めて思い知らされていますが、その災害を乗り越える日本人の原点回帰ともいえる現象が起こっているようです。

そこには、人類誕生からそのようにしてきたように、太陽のエネルギーを利用することが含まれています。

「詩のボクシング」を10年振りに観に来てくれる人もいます。

連鎖反応のように、観客にも「詩のボクシング」というものへの原点回帰が起こっているのかもしれません。

「詩のボクシング」とは、一体何であったのか。

今回は、そのことが明確になる全国大会でもあると自負しています。


明後日(9月24日)は、高知市で高知大会本大会があります。

第9回「詩のボクシング」高知大会 

本大会:9月24日(土)午後12:30開場  
午後1:00 試合開始

高知市文化プラザ
かるぽーと小ホール

主催:「詩のボクシング」高知大会実行委員会/高知市文化振興事業団(共同主催)

問合せ先:
〒780-8529 高知市九反田2-1
高知市文化振興事業団「詩のボクシング」係
TEL.088-883-5071 FAX088-883-5069
by videoartist | 2011-09-22 21:30 | 「詩のボクシング」

これが最初で最後になるトーナメントです!

何回も観に来ていただいている方はもちろんのこと、一度も観たことのない方、「詩のボクシング」は面白くないと思っている方、「詩のボクシング」を良いにしろ悪いにしろ噂でしか知らない方、ぜひ観に来てください!

「詩のボクシング」がどういったものなのか、15年の重みをもって体感してもらえるでしょう!


前売チケット好評発売中!

前売チケットの購入方法。

すでに配布しているチラシですが、少し説明を補足したものを下記をクリックしてご覧ください。


c0191992_62844.gif両全国大会のチラシ裏面・観客ジャッジの方法及び前売チケット購入方法


  チケットぴあでは、9月15日から発売です!

  電話予約 TEL.0570-02-9999

  興行名:第11回「詩のボクシング」全国大会
  公演期間:2011年10月22日(土)  会場:イイノホール

  Pコード 619-879

  興行名:第3回「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会
  公演期間:2011年10月22日(土)  会場:イイノホール

  Pコード 619-880
by videoartist | 2011-09-14 19:00 | 「詩のボクシング」

3.11以降の表現とは


今日は、富山県黒部市に行きます。文芸道場・北信越[福井・石川・富山・長野・新潟]ブロック大会で高校生に「詩のボクシング」の指導をするためです。

どんな声と言葉に出会えるのでしょうか、楽しみです。

最近いろいろ取材を受ける中で、3月11日以降の表現について考え、話すようになりました。まだうまくまとまっていませんが、少なくとも「詩のボクシング」の場は3月11日以降も色あせない、いやむしろその存在に輝きを増す場になるだろうということは見えています。もちろん、だから人気が出るとかではなく、逆に場としては表面的には地味になって行くように思います。

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3月11日の大震災によって、死をより強く感じることで、これまでの生活観、人生観、死生観までもがひっくり返された。

その背景には、既存のシステム(権力)を疑うことなく、それを発展させて行けるという幻想が幻想でしかなかったこと、その象徴として、いまだ収束の気配すら見えない福島原発事故、その背景にある行き詰まった資本主義の姿が世界を覆っている経済不況によって暴かれてしまったことが挙げられるだろう。

これまでわたしたちが疑ってもみなかったこと、その化けの皮ともいえる価値観が覆されたことによってわれわれが表現することににおいても変化がなくてはならないが、これまでのシステムの中に組み込まれている人は、結局のところ新たな表現を見出すことなく、より影響の少ないあるは影響の及ばないところに身を寄せながら何も考えないようにするか、自虐的にもがくかのような表現をするしかないように思う。

では、どうすればよいのか。まずは、そのシステムからはみ出ること、それができなければ何も始まらないだろう。実際にはみ出そう動き始めた人たちもいるが、しかしながらその動きが既存のイデオロギーに奪取されてしまうとはみ出たり戻ったりの優柔不断な悪循環に陥ることになるのではないか。

ところでわたしは、よく言われている、一人一人の活動は弱いもので力を合わせなくてはならないという考えに与しない。むしろ逆で、一人一人が弱くあってもまず既成のシステムの束縛、制限されることからはみ出す、そこで孤立しながらも孤独に耐え得る自立できる考えと場所を持つことに意味があると考える。

そのためには、これまでの考えに「一本違う」考えの軸を導入する必要のがある、つまり発想の転換が新たな生き方を見出すことが重要である。

簡単に言えば、x軸とy軸では平面しか表せないが、z軸を導入することで空間を表せるようになるということ。

ちなみに「詩のボクシング」における一本違う軸というのは、声という軸であり、その軸は時間を必要とするからx軸とy軸による平面、つまり文字を媒体とする平面としての紙面に収まるものではない。

また、1999年からプロという既存のシステムからはみ出る、あるいは組み込まれないことで参加者個々の内発性によって音声表現の新たな表現の地平を切り開いてきた「詩のボクシング」トーナメントは、3月11日以降の表現として一つのひな形になるものを生み出して行くことになるだろう。

と同時に「詩のボクシング」は、これからも無名性の声が集まり、その声に他者が耳を傾ける場として継続され、その場を介して参加者は無名性を有名性に転換する中で、これまでとは異なる前述の自立できる考えと場所の中で新たな生活観、人生観、死生観を見出して行くことにもなるだろう。

地道だが、このことが今求められていると思う。

「無名性」とは、他者に理解されていない、あるいは受け入れられていない状態のこと。「有名性」とは、他者に理解されている、あるいは受け入れられる状態のことで、いわゆる「名を成す」や「有名になる」という意味ではない。

被災地でのこの写真は、3.11以降のことについて多くのことを語ってくれています c0191992_8524443.jpg
撮影:Katsunori Kusunoki 撮影場所:宮城県気仙沼市


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by videoartist | 2011-09-10 09:00 | 「詩のボクシング」

午前中に小雨降る中、気仙沼漁港に行きました。半年が経とうとしていますが、東日本大震災被災地の気仙沼漁港でさまざまなものが壊され焼かれた鼻を突くにおいを感じながら見た光景は想像以上のものでした。

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午後は、ワークショップ型「詩のボクシング」気仙沼大会が面瀬中学校で行われました。

気仙沼大会の実行委員会の方々は、被災地での大会のために工夫したリングを設営しており、驚かされました。

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観客は地元気仙沼の方がほとんどで、出場者の朗読が終わる度に力強い拍手が沸き起こり、その音の大きさにこれまでになくわたしの身体が熱くなりました。

気仙沼大会の出場者には伝えようとする気持ちに迷いがなく、被災地の中での生活を優しく厳しく見つめる声と言葉にあふれていました。

その中で個人戦・代表になったのは、及川良子選手。及川選手は、本吉町の自宅が津波に流され、今は同町内の小泉中学校内の仮設住宅に住んでいます。

及川選手の朗読作品「朝陽に向かって」を紹介しましょう。


海から陽が昇る
朝陽に向かって歯を磨く
朝陽に向かって顔を洗う

微かに震える前髪の一本一本が虹色に光る

男どもが かまどのお湯を沸かす煙が校庭に立ち上る

眼下に津波に砕かれた町が横たわる

すべてはあったこと夢ではない

小雨が降る日 また家を訪ねた

ここは茶の間 小さな子がぐるぐる走り回った
ここはキッチン パンを焼くいいにおい
ここはトイレ まどさんの絵本が立て掛けてあった
ここは私の部屋 ついにわがままを通して手に入れた南向きの部屋

あれこれ思い出して 気持ちが少し温かくなる
あれこれ思い出して 気持ちが少しせつなくなる

庭の砂に埋もれた地面に ぽつり小さな赤い芽がのぞく
ああ シャクヤクだ シャクヤクは生きている

通りの道に 赤紫の大きな玉ねぎが転がっている
濃い緑色の太い根をつけて

よし 畑に植えてやるぞ
玉ねぎをつかんで帰る

海から陽が昇る
おだやかな海から陽が昇る

この朝も 
朝陽に向かって歯を磨く
朝陽に向かって顔を洗う



  及川良子
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気仙沼大会の余韻に浸りながら

及川良子(おいかわ・ながこ)

何年かぶりに朗読し、心臓が激しく高鳴り、ガクガク膝がふるえ、久しぶりに生きている生々しい感覚を味わいました。

選ばれたのは、まったく思いにもよりませんでした。晴れがましくうれしい限りです。

独特な朗読という点では、私より弁護士の東さん、実行委員でもある藤田さんが選ばれてもよいと思いました。

全国大会という場をいただき、代表という言葉に苦しさを感じますが、出る限りはその苦しさを忘れて、言葉に命を吹き込みたいと思っています。

10月22日は、おひとりおひとりの発する声とそのエネルギーを、全身で受け止めたいとも思っています。

生きる意欲をぱんぱんに増量し、全国大会のリングに立ちます。

気仙沼大会では、心地よい緊張をありがとうございました!




また、団体戦の代表には、気仙沼にある宮城県立本吉響高校の3年生チーム「見せばやな」がなりました。チーム名は、「見せばやな雄島の海人の袖だにも/濡れにぞ濡れし色はかはらず」(殷富門院大輔)の歌から来ている。この歌の「雄島(おじま)」は、彼女たちの住む気仙沼からも近い松島湾の一つの島のことで、彼女たちもこの歌が好きだということでチーム名にしたそうです。

歌の意味は、「あなたにお見せしたいものです。雄島の漁師の袖でさえ、毎日どんなに濡れても色は変わらないというのに、私の袖はあなたを思う涙に濡れて、すっかり色が変わってしまいましたのよ」。

彼女たちは、輪読を駆使したテンポ良い団体朗読で、気仙沼の津波被害と町についての思いを声にしていました。会場の観客からは、「津波を体験しているからこその言葉だ」とのコメントがありました。


  見せばやなチーム(本吉響高校)
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畠山舞

私は、9月3日に行われた「詩のボクシング」気仙沼大会の団体戦に出場しました。

このような大会に出るのは初めてだったのでとても緊張しましたが、本番ではいつも通りに声も出せ力を出し切る事ができました。

他の参加者のみなさんもいる中、全国大会に行けるとは思っていなかったので、気仙沼代表として精一杯頑張りたいと思います。

赤畑菜緒

9月3日に行われた「詩のボクシング」気仙沼大会で、私たち文芸部の3名が全国大会に行く事になり、今でも驚きを隠せません。

今回の大会でほとんどの方が震災について叫んでいました。

自らも被災者ですが、たくさんの「おだづなよ!」の叫びに胸を打たれました。

ですが、その中でも前を向いて居ない人は居ないと言う事に気付けたのが今大会での収穫です。

一人一人の出場者の思いを私たちが全国大会でうまく伝えられるように頑張ろうと思います。

三浦美保

宮城県気仙沼市立面瀬中学校で行われた「詩のボクシング」大会に団体戦で出場しました。

団体戦は三組でした。その中で自分たちがまさか全国へ行けるとは思っていなかったため嬉しかったです。

全国大会までは時間があります。今回のように一筋縄にはもちろんいきません。

時間を友好的に使いこのチャンスを無駄にする事なく精一杯頑張りたいです。

初出場で緊張しますが言葉を伝えたり見たり聞いたり楽しみたいです。



及川選手と本吉響高校チームの声を直接に聴くことでしか、被災地を感じることはできないでしょう。

被災地の被災状況は写真などで見ることはできても、被災地の人の心は声によってしか見ることはできません。

わたしは気仙沼大会を通してそのことを強く感じました。

  前列に出場者が座っている
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  日野修さんから大会後のメール

楠さんへ

お忙しい中、きめ細かく指導、大きい支援いただきありがとうございました。

選手として参加した方から、参加して良かった、と嬉しいコメントを多くいただきました。

今朝、河北新報にカラー版で大会の様子と優勝者の紹介が掲載されていて嬉しかったです。


【記事内容】

「詩のボクシング」気仙沼大会/震災の体験、魂込め詠む
2011.09.04 河北新報

「詩のボクシング」気仙沼大会/震災の体験、魂込め詠む

東日本大震災の被災者らがボクシングのリングを模したステージで自作の詩を朗読し、勝敗を競う「詩のボクシング」気仙沼大会が3日、気仙沼市岩月の面瀬中で開かれた。

個人戦と団体戦(3人1組)の2部構成。気仙沼市や大崎市の出場者は赤コーナーと青コーナーに分かれ、3分の持ち時間で自作の詩を発表した。勝敗は観客が札を上げてジャッジした。

個人戦の優勝は「朝陽(あさひ)に向かって」と題した詩を朗読した気仙沼市のパート従業員及川良子さん(63)。津波に流された自宅の跡地に芽を出したシャクヤクと自分を重ね合わせ、「朝陽に向かって歯を磨く 朝陽に向かって顔を洗う」と再起を誓う詩を詠み上げた。

大会は、声に出して詩を詠むことで被災者の気持ちを和らげようと、地元住民有志らが企画。及川さんと、団体戦で栄冠に輝いた本吉響高の女子生徒3人は、10月22日に東京で開かれる全国大会に出場する。

日本朗読ボクシング協会(横浜市)の楠かつのり代表は「重苦しい作品ばかりだと予想していたので、力強い詩の多さに驚いた。全国大会では被災地の思いを届けてほしい」と語った。


皆さんの生きなくちゃという思いが表れてました。

観客の方から、こんな楽しみ方あるんだ、知らなかった面白い、との感想いただきました。

中学校の仲間との何十年ぶりかの再会もあり、家が流された仲間も舞台設営してくれ、いろんな方の支援いただき本当に感激しております。

皆さん自分のそれぞれの立場で生き抜いて行く姿見え、逆に私が元気づけられました。

今後ともどうぞ、よろしくご指導お願いいたします。

日野 修


by videoartist | 2011-09-04 16:30 | 個人戦及び団体戦・全国大会2011


by videoartist | 2011-09-02 08:30 | 個人戦及び団体戦・全国大会2011