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<   2011年 12月 ( 5 )   > この月の画像一覧


2012年、東日本大震災の被災地での大会を継続して行います。

2012年の地方大会の予定を紹介します。


5月12日 第8回神奈川大会予選会

5月26日 札幌 第10回北海道大会予選会
5月27日 湧別町 第10回北海道大会予選会

6月17日 第6回高校生「詩のボクシング」神奈川大会

6月22日 ふじいばら杯「詩のボクシング」大会 in 御殿場西校

6月23日 ワークショップ型第6回滋賀大会

6月30日 第9回香川大会予選会

7月1日 第10回高知大会予選会

7月7日 第8回神奈川大会本大会 第2回[前期]全国大会

7月13日 秋田大会に向けてのワークショップ

7月21日 第5回長崎大会予選会

7月28日 第10回北海道大会本大会

8月7日 全国高等学校総合文化祭とやま 高校生「詩のボクシング」大会 団体&個人戦

8月18日 第9回香川大会本大会

8月25日 第10回高知大会本大会

9月1日 第5回長崎大会本大会

9月8日 ワークショップ型第2回気仙沼大会 in 宮城県

9月9日 ワークショップ型大船渡大会 in 岩手県

9月15日 ワークショップ型第4回秋田大会

9月29日 巌流島400年祭「詩のボクシング」大会 in 下関

10月27日 第12回「詩のボクシング」個人戦・全国大会 第4回「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会


各地の大会では、「声と言葉のボクシング」団体戦への出場チームも募集します。

そして、2012年の「声と言葉のボクシング」団体戦への出場者の年齢制限はなしにします。つまり、これまでの三人合わせての年齢が45歳以上という制限がなくなります。

このことによって団体戦でのチーム構成に広がりが出ることでしょう。

なお、各地の大会開催に変更が起こり得ることを断っておきます。

この他に青森県での大会も検討されています。


2012年には、第11回「詩のボクシング」個人戦・全国大会の記録集を電子書籍として出版します。今後も大会の記録集を電子書籍化することを考えています。

さらには、これまで映像撮影した自作朗読についても電子書籍化の中での使い方を考えてみます。動画映像、音声のみ、あるいは写真を組み合わせたコンテンツにすることもあるかと思います。この中から既成の枠にとらわれない新たな表現者である音声詩人も誕生するかもしれません。

また、声に出す前の文字作品を公募して大会出場に繋げることも考えています。作品をどんどん送ってください。その作品からどのような声が立ち上がってくるのか、そのことも楽しめる場作りをします。


その実践の場として2012年も[前期]全国大会を7月7日に開催することにしました。

この[前期]全国大会には、文字作品を日本朗読ボクシング協会に送ってもらい、その中から出場選手を選びます。人数に関しては、送っていただいた作品の内容によって決めたいと考えています。

もちろん、前回同様に直接応募していもらった方から選ぶことも行います。

そして、今回も第8回神奈川大会本大会と合わせて開催します。

今回は試合内容を凝縮させ、[前期]全国大会は8人のトーナメント、第8回神奈川大会本大会も8人のトーナメントで行います。


さらに、第10回「詩のボクシング」北海道大会では、5月26日と27日に札幌と湧別町で行われる予選会出場者からステージ版「詩のボクシング」への出場者を募る予定にしています。

ステージ版は、2012年9月に上演予定となっています。


「詩のボクシング」15年の中でこの場に関わった人たちが、何を言ったのか、何を行ったのか、そのことはどのような状況下で何をどのような声で語ったのかと同じように責任あることであり、その責任は常に問われなくてはならないでしょう。

2012年も「詩のボクシング」と「声と言葉のボクシング」をよろしくお願いします。
by videoartist | 2011-12-30 10:00 | 2012年地方大会情報

「詩のボクシング」は、声の言葉の場です。

声の言葉の場であるということには、主に以下のことを考えなくてはなりません。

1.声を発するには聴き手が必要だということ。

2.声を発するには[時間の流れを成り立たせる]空間が必要だということ。

声の言葉は、文字の言葉とは違い、表現する、あるいは表現を享受することにおいて身体全身の感覚を総動員しなくてはなりません。

言葉の意味やリズムだけではなく、声の高低や強弱、スピード、間といったことまで関わってくることを考えれば理解してもらえるのではないでしょうか。

また、声には、その声を響かせるための[時間の流れを成り立たせる]空間が必要です。文字の言葉が、それを書き表せるもの、つまり紙が必要なのと同じです。

ただ、「詩のボクシング」では書いた文字から声を立ち上がらせる、つまり文字を空間化させなくてはなりません。それはあたかも文字を立体化して空間展示するインスタレーション作品だとも言えるでしょう。その意味では、朗読ボクサーは現代美術作家と同じくアーティストなのです。

その空間を朗読ボクサーたちは、少し軽く考えているところがあります。

予選会でもよく言っているのですが、自分の部屋で練習する空間と予選会場の空間は違い、さらに本大会の空間も違うのです。

そのことの意味するのは、空間によって声の発し方も違ってくるんだよということです。空間の大小のみならず、その空間の造り、雰囲気、さらにはその場に来ている聴き手の層によっても違ってきます。

今回の全国大会でのなぎら健壱選手の自作朗読には、フォークシンガーとしてさまざまな空間で行ってきたライブ経験の豊富さが感じられました。空間を自分のものにしていました。そのことが判定結果にも少なからず反映されていたと思います。

一方、地方大会の空間でチャンピオンになれたのに全国大会の空間では上手く表現できなかったということがよくあります。そこにも朗読ボクサーが空間をどのように捉えているかが反映されています。

ただし、ライブ経験があればあるほどよいということでは必ずしもありません。ここでは、そういったこともあるよと頭の片隅に置いておいてもらえればよいと思います。


現在、全国大会の記録集の作成を進めていますが、文字で読んでみると朗読がまた違った姿を現すと感じています。面白いか、面白くないか、そのどちらかと言えば面白い。ただし、その場を体験している者にとってはより興味深く面白い、と言った方がよいのかもしれません。

全国大会に出場した感想も出場者全員から寄せてもらっていますが、出場者個々にそれぞれに闘いを終えた思いがあるようです。


なぎらさんに負けたことは納得がいき、すがすがしい思いでした。

ですが、団体戦終了後に、なぎらさんが「直前に原稿にエンピツで縦線引いて直してくるなんて、お前たちの推敲はそんなものか」と言いました。
この言葉に、どうしても反論を言いたかったのです。

そもそも、推敲という言葉は故事成語。
漢詩を作っているときに推、敲どちらの字を使うか悩み、ぶつかってしまった貴人に敲の字が良いと言われ、そうしたという話。

要するに、悩んだ末に外部からの提案や外部からの刺激によって考えを変え、言葉を変えてしまうことは何も悪くはないはずと思うのです。

私は、詩を本番ギリギリまで直す上に、作った詩を読む練習をほとんどしません。
時には舞台に立ってから思いついた言葉を盛り込んだりもしてしまいます。

もちろん、作品の言葉を前もって何度も何度も考え直すことは必要ですが、本番当日に大会会場で、今まで見たことない空間や人々に直面し考えに変化が生じることもあるでしょう。

自分が声に出すその瞬間まで、作品を作るための時間は継続している。これも「詩のボクシング」の一つの魅力なのではないか…と、誰よりも直前に直している自分は反論したかったのです。



「詩のボクシング」をやり始めて、こういう問いかけが多かったです。
「詩を書き始めたきっかけは~」、「あなたにとって詩は~」・・・。

正直、僕は詩人ではありません。
しかし、「詩のボクシング」なので、詩的なものを作ろうとした時期がありました。

でも、そこでいつも思うのです。詩的ってなんだろう・・・なんでそこにしばられるんだろう・・・どうして詩的じゃなきゃいけないんだろう・・・そもそも、詩的って、なんだろう。

詩人と呼ばれる(自称している)人たちが、あーでもない、こーでもないと言って、去っていく。そういう場面が何度となくありました。

これは詩じゃない。あれは詩だ。うーん、詩ってそういうものなのかな。

じゃあ、「詩のボクシング」は「詩の」だから、詩人だけがエントリーできるのかな。確かに、過去のチャンピオンは詩人だぞという雰囲気を出している人もいました・・・いや、彼らは本当に詩人なのか?

今回の全国大会、自分の中で、一つの確信を持ってリングに上がりました。
それは、「僕は詩人じゃない」ということです。

一時期、先ほど書いたような迷いがあって、本当に悩んだ時期がありました。
ずっと迷っていました。詩人か詩人じゃないか、これは詩なのかはたまた否か。
しかし今、そんなことは、実は大したことではないと思えます。

気がついたんです。
僕の中で「これは詩だ」と感じさせるものに、その人の気持ちが、その人自身が表れている言葉、それが詩だと。

形は色々あるだろう。でもあのリングに上がってくる人たちの思いは一つだ。
自分自身を言葉でぶつけてくる。僕がそういう気持ちで臨めばそれでいい。
自分を詩人と決めつけなくていい。そんなのは窮屈だ。
だから、僕は詩人じゃない。詩人じゃなくて、いい。


by videoartist | 2011-12-26 17:00 | 「詩のボクシング」

懐かしい写真が出てきました。

現在行っている団体戦の起源ともなるダッグマッチの写真です。2000年9月17日に行われました。ダッグを組んだ2人が、制限時間内であればタッチ交代して自作朗読できる試合。8ラウンド制でした。つまり、交互に8回朗読し、ジャッジがそれぞれのラウンドに点数を付け、その合計点で勝敗を決めていました。

リング中央で朗読しているのは、昨年亡くなった立松和平選手。

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青コーナー:巻上公一+楠かつのりvs.赤コーナー:立松和平+福島泰樹

こういった2対2のダッグマッチという試合形式もあってよいと思います。

この写真を見ながら、「詩のボクシング」15年の歴史の中で自作朗読の表現としての自立の可能性を模索した数多くの試みを思い出していました。


来年の9月8日(土)に宮城県気仙沼市で再び気仙沼大会を行うことが決まりました。

今年行われた大会で地元の実行委員会の方たちが、人の声を聴くことで心の復興になると実感してもらえた結果だと思います。

被災地は厳しい状況に変わりはありませんが、1年後の気仙沼からどのような声を聴くことができるのでしょうか。わたしは、発せられる声から復興に向かっている力強さが感じられることを何よりも願っています。

気仙沼の皆さんに再会できることを楽しみにしています。


今年6月に横浜で開催した[前期]全国大会についてのお知らせです。

来年も引き続き行うことにしていましたが、地方大会の開催日程から来年は開催ができないかもしれません。

地方大会の日程は、5月中旬から、6月、7月、8月、9月上旬までの週末がほとんど埋まってしまっています。

もちろん、日程に変更が生じることもあるので開催できないと決定したわけではありません。

ところで、[前期]全国大会でチャンピオンになった高校3年生の佐藤萌里選手が、早稲田大学教育学部に進学することが決ったと報告がありました。

AO入試での合格ですが、「詩のボクシング」での活躍を高く評価してもらっての合格だということです。

今年10月に開催された第11回全国大会で準チャンピオンになった村上昌子選手の大学合格も「詩のボクシング」での活躍が評価されたからだと言っていました。このように大学受験に「詩のボクシング」が役に立っていることを嬉しく思っています。

教育現場では、コミュニケーション能力を高めるのに有効であるとされている「詩のボクシング」です。そういったこともあって、コミュニケーション能力の高い学生を入れたいとする大学側の思いと合致しているのでしょう。

自分の言葉を声にして他者に伝えるコミュニケーション能力は、外国語ができるできないに関わらず、日本人が国内外で生きていくために必要とされています。

来年8月には全国高総文祭が富山県で開催されます。そこでの「詩のボクシング」も、参加した高校生に自分の未来をしっかり切り開く上で役立ててもらえることになるでしょう。
by videoartist | 2011-12-20 08:30 | 「詩のボクシング」

大修館書店から発行されている教育雑誌『体育科教育』の口絵に「詩のボクシング」が取り上げられます。

編集者の方から、教育雑誌『体育科教育』の口絵で、「詩のボクシング」の全国大会の様子を紹介させていただきたいとの連絡がありました。


月刊『体育科教育』の概要
体育・スポーツの専門月刊誌。小・中・高・大学の体育指導者や専攻学生を主対象に、体育・スポーツの諸問題を教育的視点から幅広く特集形式で編集します。学校現場の課題解決に、情報入手に、よい授業実践に、教材開発や授業研究に、幅広く必要な情報をお届けします。1953年に創刊し、58周年を迎えました。

特集「スポーツ文化の芽と目と眼」の趣旨
こんにちのスポーツは、文化的・社会的に見てその重要性が認められつつあります。また、政治・経済・教育とも深い関わりを持っていることが知られています。このようなスポーツをどのように捉えて理解していくのか、といった視点から眺め、文化事象としてのスポーツの教養を読者に提供することを企図します。



これまで数多くの教育雑誌にも「詩のボクシング」は紹介されていますが、体育科教育の雑誌でスポーツとして取り上げてもらうのは初めてです。

これを機に「詩のボクシング」での朗読はスポーツであると認めてもらい、朗読の新たな可能性を追求してもらいたいものです。

スポーツ選手には声の言葉を交わしてコミュニケーションする能力が求められるとして、そういった教育を取り入れることもすでに行われています。

わたしは、「詩のボクシング」を「声と言葉のスポーツ」と言ってきています。さらには、朗読によってスポーツ能力を高めることができると考えており、そのことをスポーツ選手とともに実証できればと考えてもいます。
by videoartist | 2011-12-12 22:00 | 「詩のボクシング」

第11回「詩のボクシング」全国大会の記録集を作成しています。

声で表現された場の臨場感を再現することはできませんが、第11回「詩のボクシング」全国大会を文字で味わってみるとどういったことが起こるのか、そのことを問うてみたい気持ちになりました。

しかし、ただ文字に起こすだけというのも味気ないので、電子書籍化して画像のみならず、できれば少し朗読された音声なども入れて楽しめるものにできればと考えています。

さて、どんなことになりますやら、来年2月中の電子書籍化をめどに作業を進めています。

この電子書籍化が面白いものになれば、次回の全国大会も引き続き電子書籍化して朗読ボクサーの存在をより多くの人に知ってもらえるようにしたいとも考えています。


自分の卒業した小学校を訪ねて課外授業をするNHK番組「ようこそ先輩」、わたしも出演して母校で「詩のボクシング」をやったことがあります。

今回は、長野県小諸市内の小学校に通う2校の小学生が「詩のボクシング」で対決するというので、その指導と審査員長として収録に行ってきました。

番組名は「スクール Live Show for KIDS」(金、18:55~19:25、Eテレ[NHK教育])、2012年1月13日と1月20日の2週に亘って前篇、後篇で放送されます。

※再放送は、前篇が2012年1月14日(土)12:00~12:30、後篇が1月21日(土)12:00~12:30(Eテレ[NHK教育])です。

坂の上小と千曲小の2校の6年生児童は、よく頑張っていました。後篇では、前代未聞のラップ対浪曲の団体戦が楽しめます。楽器を使ったイレギュラーでの団体戦ですが、その出来に感心しました。ラップと浪曲の指導は、その道を極めた達人が担当しています。

「声と言葉のボクシング」団体戦を始めて3年、今後の団体戦にも広がりが出るのではないか、そんな期待を抱かせてくれた2校の児童が取り組んだ「詩のボクシング」団体戦でした。

小諸駅に向かう軽井沢駅で乗り換え・駅そば発祥の店でかき揚げそばを食べるc0191992_10183341.jpg

※iPhoneで撮影したので画質がよくないです。以下も同様です。


リハーサル風景
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本番風景・地元の方が多く応援に来てくれました!小諸市長も審査員席にいます。
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by videoartist | 2011-12-05 10:00