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第6回神奈川大会チャンピオン誕生!


今日、6回目となる神奈川大会本大会が行われ、その結果、高校生チャンピオンが誕生しました。

チャンピオンになった佐藤萌里選手は高校2年生。徳島大会、兵庫大会に続き彼女も「詩のボクシング」へ初参加でチャンピオンとなり全国大会出場を決めました。

彼女の朗読には、16歳の高校生とはとても思えない迫力があった。

表現に対して妥協を許さない強い意思が感じられ、その強い意思が声となり言葉となって聴き手を圧倒したといった感じです。

あるいは、高校生にありがちな古典的といえる詩的感受性ではなく、現在にバージョンアップされた詩的感受性で以て現実をしっかり見据えながら彼女の内的世界に立ち向う言葉を声にしていたと言えるかも知れません。

10月16日の全国大会では、彼女の堂々として真っ直ぐな朗読にきっと驚かされることでしょう。


c0191992_1995285.jpg佐藤萌里選手


[ 闘いを終えて] :佐藤萌里

担任の先生に勧められ、神奈川大会の予選に行った自分。
そこで読み上げられる、面白くて美しくて入り組んだ言葉たちは、とても衝撃的でした。

自分は予想外でぶっ飛んでいて、なおかつ仕掛けのある「びっくり箱」のような詩が好きで、予選会にもそんな詩を作って持ち込み、どうにか予選は通過できたのですが、自分と他の通過者の言葉のレベルの差は明らか…。

そして、「これが高校生とオトナの経験の差なのか…!予選会は通ったものの、この詩はもう使えない!」と思い、詩は全て新しく書こうと決意。

しかし、あの予選会で聞いたような美しい日本語がどうしても書けない自分…
こうなったら!経験は浅いが一番パワフルな「高校生」という自らの称号を逆手に取ってやる!と思い、汚くて単純なガキの言葉を、色々な「私の」作風にして詰め込む形式の詩を作り始めました。

構成を1週間考え、全ての作品が完成したのは前日。あとは自分の舞台経験に任せただけですが、大変嬉しいことに神奈川大会で優勝することができました。

自分の作品が観客やジャッジの方々を揺さ振ることができた…!

このことが何よりも嬉しかったです。

私は演劇部だったり県立劇団の舞台に立ったりという舞台経験がそれなりにあるのですが、やはり自分が空間を支配している感覚は病み付きになります…。

全国大会では、さらに満足のいく自分だけの「びっくり箱」を作り、たくさんの人を楽しませることができるように頑張ろうと思います!


「詩のボクシング」神奈川大会で佐藤さん(御殿場西高)優勝 演劇仕込みの表現力
2010.07.08 静岡新聞朝刊

 御殿場市の御殿場西高2年佐藤萌里さんが、このほど開かれた「詩のボクシング」神奈川大会で優勝し、10月16日に東京で開催される全国大会への出場を決めた。演劇の経験を生かした表現力と高校生らしい斬新な言葉選びが評価を受けた。「自分らしい詩で勝負したい」と全国で披露する作品の制作に打ち込んでいる。

 「詩のボクシング」は、リング上で2人の朗読者が自作の詩を読み、どちらが観客の心をつかんだかを競う。神奈川大会は東京を除く関東近県から出場し、佐藤さんは10代で唯一、決勝トーナメントに進んだ。

 経験豊富な他選手に対し、佐藤さんは携帯電話を片手に親友との会話を再現するなど、斬新な若者スタイルで対抗。受験勉強への疑問や、恋敵になった親友への複雑な感情を、巧みなストーリーにまとめて表現した。審査員の楠かつのり・日本朗読ボクシング協会代表は「高校生と思えない迫力」と高く評価した。

 演劇が趣味の佐藤さんは、県立劇団で出演経験もある。「自分のパフォーマンスで会場の空気が変わる瞬間が楽しい」と競技の魅力を語り、「この経験を生かして、もっといい演技をしてみたい」と夢を膨らませた。


by videoartist | 2010-07-03 21:00 | 第10回個人戦・全国大会2010