声の実験をしよう!
2011年 03月 07日
「詩のボクシング」を始める前に「音声詩の実験教室」と名付けて声の言葉の可能性を探っていたことがあります。
言葉の意味を壊したり、朗読の既成概念を壊すような実験的な試みをあれこれとやっていました。
観客もあきれるようなかなり恥ずかしいこともやっていました。しかし、それをやったことで声を出すことの限界や可能性が見えたように思います。
6月25日に横浜で開催される初の試みとなる[前期]「詩のボクシング」全国大会は、声の実験ができる場になればよいとも考えています。
つまり、新たに参加される方、これまで参加された方にもこうやったら声の表現も面白くなるというものを思い切り楽しめる場にできればと考えているのです。
そのように既成概念を打ち破る声が集まることによって、日本における個人の自立を阻む閉塞した状況から抜け出せるきっかけを生み出せるのではないでしょうか。
また、[前期]「詩のボクシング」全国大会は、これまでの全国大会に対して新たな声の場として成り立つ内容の大会になればと考えています。
「詩のボクシング」の亜流はあっても真のライバルになるような存在がないというのではなく、愚直に自らがそういった場を作ることもありえるのです。
[前期]全国大会への出場者募集は、3月15日から始まります。年齢に制限はありません。全国どこからでも応募できます。