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速報!2つの全国大会チャンピオン!


第11回「詩のボクシング」個人戦・全国大会は、10月22日(土)にイイノホール(東京・千代田区)において満員御礼の中で行われました。

今回初めて観客ジャッジを導入しましたが、アンケートではほぼというより全員から観客ジャッジの導入は良かったとの声がありました。

観客ジャッジ導入は、次回も継続させたいと思います。

この観客ジャッジが示した判定の色、青色または赤色の数を会場で直に見ていただいた方には、1人分の判定を担ったジャッジの心の内を表していたと感じてもらえたのではないかと思います。

今回の個人戦・全国大会では、決勝戦の判定結果(3人ジャッジ制)は青2(観客ジャッジ、中村ジャッジ)、赤1(やくジャッジ)となりましたが、観客ジャッジの示した色は、どちらの色もほぼ同数と拮抗していました。その拮抗した色の数は、勝ち負けを超えたところでの存在を示していました。

そのことを出場者と観客の皆さんは、全国大会の場を離れても、日々の生活の中に持ち帰っていただけているものと思っております。もちろん、決勝戦だけではなく他の試合においても同様です。

文字としての言葉ではなく、声の言葉として表現される良い意味で"得体の知れないもの"を発見できる場が「詩のボクシング」です。その得体の知れないものの前で戸惑う人たちもいるかもしれませんが、だからと言って既存のジャンル名を与えて安全なところに逃げ込まない、つまり既存の価値意識に安易に妥協しないのも「詩のボクシング」の場であるとご理解いただければ幸いです。

今回もまた多くの観客から面白かった楽しかったと声をいただきましたが、その声に支えられているのも「詩のボクシング」の場であることを加えさせていただきます。


チャンピオンには、なぎら健壱選手(協会特別枠選手)。

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準チャンピオンには、村上昌子選手(第4回長崎大会代表)。

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同日同会場で第3回「声と言葉のボクシング」団体戦・全国大会が行われました。

この団体戦は、「詩のボクシング」団体戦ではなく、「声と言葉のボクシング」団体戦です。「詩」という言葉を外しています。なぜなら、詩というものをあまりにも狭く捉えて、勘違いする人がいるからです。「声と言葉のボクシング」団体戦もまた、3人の文字ではなく声の言葉によって表現する場です。

  参考までに~わたしたちは文字だけではなく声の言葉も使っている~

ノンバーバル表現の場としての「詩のボクシング」

楠かつのり

「詩のボクシング」は、声の場です。正確には、声の「言葉」の場です。「言葉」には、それを伝えるための器が必要です。文字の「言葉」の器は紙、声の「言葉」の器は身体ということになります。いずれも、その器を生かした使い方が表現に求められます。この器の違いを正しく認識できていないと、「詩のボクシング」では「パフォーマンスが重視されて言葉(詩)が軽視されている」などという間違った見方をすることになります。逆に正しく認識できていれば、「詩のボクシング」においては、身体を使った表現に対してパフォーマンスという言い方をするのではなく、非言語的な表現、つまりノンバーバル表現という言い方をしたほうがよいでしょう。

ノンバーバル表現とは、相手と対面した時の顔の表情やしぐさ及び身振り手振りを含む態度、動作全般を指します。要するに、「言葉」だけでは分からない、伝わらない「ことば」があるということです。

c0191992_62844.gif第6回「詩のボクシング」個人戦・全国大会を振り返っての雑感より

c0191992_62844.gif第6回個人戦・全国大会チャンピオン及び準チャンピオンの大会を振り返って



「声と言葉のボクシング」団体戦では、3人がチームを組んで何をどのように表現するかに主眼が置かれますが、団体戦のもう一つの目的は、聴き手の心にどんな言葉が残るのか、つまり表現者が日々の生活の中で何を発見し、さらに発見したものをどのように声の言葉にして聴き手に伝えることができるかにあります。

そのためにどのような表現手段を用いてもよいのが、「声と言葉のボクシング」の場です。

条件:朗読制限時間3分。制限時間内に3人が何らかの方法で1度以上は声を発すること。BGM、楽器、鳴り物は使えない、肉声のみの表現。


チャンピオンチームは、KIMURAYAチーム(第8回香川大会代表チーム)。

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準チャンピオンチームは、さびた釘-RUSTED NAIL-(第10回兵庫大会代表チーム)。

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  観客ジャッジの判定(画像には赤面が多く見えますが、レフェリーには青面が示されています)
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第11回「詩のボクシング」個人戦・全国大会でのもう一人の協会特別枠選手・サンプラザ中野くん

10年振りに「詩のボクシング」のリングに立ったサンプラザ中野くん選手は、東日本大震災で被災した人たちへのエールを込めた朗読を聴かせてくれました。惜しくも1回戦で敗退しましたが、「詩のボクシング」では組み合わせの妙もあります。また、2回戦以降に用意していた作品を1回戦で朗読すれば、判定結果は変わったかもしれません。もちろん、これはどの選手にも当てはまることです。

かつてトーナメントを全く同じ出場選手で1日おいて2度行ったことがありますが、全く異なる試合展開になりました。1度目のチャンピオンが2度目では1回戦敗退、一方1度目の1回戦敗退者が2度目ではチャンピオンになったのです。

今回も全く同じ出場者で2度トーナメントを行えば、異なった結果になったかもしれません。

とは言え、今回の全国大会はこの1回のみです。

第11回「詩のボクシング」個人戦・全国大会もまたその日に1度きりのトーナメントでした。そして最初で最後になる実に見応え聴応えのあるトーナメントでもありました。

自作朗読するサンプラザ中野くん選手c0191992_0351784.jpg

by videoartist | 2011-10-23 08:30 | 個人戦及び団体戦・全国大会2011