第9回香川大会チャンピオン誕生!団体戦・全国大会出場チーム決定!
2012年 08月 19日
8月18日に第9回香川大会が行われ、チャンピオンが誕生しました。
池田浩二選手です。
そして、団体戦・全国大会出場チームは、MM1に決まりました。
チャンピオン・池田浩二
大会を終えて
池田浩二
3年前に初めて「詩のボクシング」香川大会に参加したときは,衝撃的でした。相手の選手が繰り出す怒涛のような言葉の力になすすべもなかったのです。これが,「詩のボクシング」なのか,朗読ボクサーなのか・・・・・・。1回戦で敗退しながらも,その世界を垣間見ることができたことに満足していました。
そして,今回,私にとって2回目となるチャレンジ。前回同様,1回戦から苦戦の連続でした。さすが,讃岐うどんを常食としている香川県民,どの詩もこしが強くて,のどごし抜群!おなじうどんでも百軒あれば,百通りの味があります。それぞれの店のこだわりの味があります。選手のみなさん一人一人に世界観や主張があり,そうした思いをその人にしかない言葉でみごとに表していました。
幸いにも優勝することができた私は,思春期の高校生のように,今自分に問いかけています。「私って何だ?どんな人間なんだ?」私にとって表現するという行為は,自分を確認する営みです。「言葉を通して自分を見つめ直す」ことを,自分に課しています。全国大会まで,あと2か月あまり。気負わず,自分の言葉を見つけていきたいと思います。
「うどん県,それだけじゃない香川県」。日本一面積の小さい香川県が,昨年から打ち出しているキャッチコピーです。その香川県からは,「詩のボクシング」,「声と言葉のボクシング」のいずれにおいても,過去優勝者を輩出しています。
これまで活躍されてきた方々,県下の朗読ボクサーのみなさん,
香川大会の運営に携わってこられたスタッフの方々,
そして何よりも私の言葉を聴いてくださったみなさんの期待に応えられるように
精一杯戦います。
「走れ,言葉よ!」
団体戦香川大会代表・MM1
池田浩二選手とMM1については下記新聞記事をご覧ください。
朝日新聞.2012.8.19(画像をクリックすると拡大されます)
四国新聞.2012.8.19